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TOPページ > 海外競馬ニュース > 過去最多日数となる2018年競馬開催日程、格下レースの財源増加(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2017年09月07日  - No.35 - 3

過去最多日数となる2018年競馬開催日程、格下レースの財源増加(イギリス)[開催・運営]


 英国の2018年競馬開催日程は、過去最多の1,508日となる。2018年に向けた新たな提案においては、格下レースの財源が1,000万ポンド(約14億円)近く増やされ、英国競馬界の中間層・底辺層に恩恵がもたらされる。

 来年の競馬開催日程は今年より11日増加する。また英国競馬界は、オンライン賭事の需要に応じるために、薄暮・夜間開催の増加に引続き重点を置く。

 BHA(英国競馬統轄機構)は、賦課金収入のうち970万ポンド(約13億5,800万円)は格下レースを対象に拠出されると見込んでいる。その結果、大半のレースが総賞金6,000ポンド(約84万円)以上で施行されることになる。

 各競馬場は、賞金への拠出額を増加することにより、この追加的財源を利用できる。そのほか、条件を満たすレースの5着~8着馬に300ポンド(約4万2,000円)以上を提供するという"英国競馬最大の出走手当スキーム"が利用できる。

 BHAのCOO(最高執行責任者)リチャード・ウェイマン(Richard Wayman)氏は、こう語った。「競馬の繁栄には強力な基盤が必要です。これらの提案は、競馬場協会(Racecourse Association)とホースメングループ(Horsemen's Group)の支持を受けています」。

 「ここ10年間で競走馬および馬主の数が減少するのを目の当たりにしてきました。しかし、同時期に全体の賞金額は増えています」。

 「この数年間の課題の1つは、全体の賞金額が増加している一方で、競馬の中間層・底辺層はその恩恵をあまり受けていないということです。競走馬と馬主は減っているので、これは偶然ではありません」。

 「平均的な平地競走馬を所有する馬主は、1ポンド(約140円)の支出に対して8ペンス(約11.2円)しか回収できていません。この状況に何らかの対策を取ることが、主な優先事項でした」。

         ________________________________________

           2018年競馬開催日程

開催日数:1,508日(前年より11日増加)

平地競走:910日(前年より14日増)

  芝競走:569日(前年より1日減)

  オールウェザー競走:341日(前年より15日増)

■ 障害競走:598日(前年より3日減)

● 昼間開催:1,096日(前年より19日減)

● 薄暮・夜間開催:412日(前年よりも30日増)

  障害競走はサンダウン競馬場でのシーズン最終レース終了後、1週間休止。

          ________________________________________

 政府がこの春賦課金制度を改革したことで、賦課金収入の増加が見込まれる。提案においては、2018年は賦課金収入から5,740万ポンド(約80億3,600万円)が賞金額に拠出される[前年よりも805万ポンド(約11億2,700万円)増加]。

 2018年の賦課金収入から資金が支出される他の分野、すなわち調教や馬の福祉などについても、検討が行われている。

 今回、以前から切望されていた格下レースの財源増加と同時に、出走手当を提供することで、出走頭数8頭未満のレースの割合(2016年は全レースの36.1%)を減少させることが期待されている。

 ウェイマン氏はこう語った。「出走頭数が8頭に満たないレースが今では無視できない数に上っています。これは競馬ファンに影響を及ぼしています」。

 「出走手当スキームの確立は、格下レースの参加者により多くの資金を提供するだけでなく、8頭以上のレースを増加させる試みでもあります」。

 2018年の競馬開催日数は、これまでの最多日数1,506日(2010年)を上回る。昼間開催が19日減少する一方で、薄暮・夜間開催は30日増加する。

 BHAはレースから除外される馬が最も多い9月と10月を中心に、開催日数を増やす。その結果、この時期に月曜日の薄暮開催が多く施行されることとなる。

 ウェイマン氏は、ベッティングショップでの馬券発売は、極めて重要であり続けているとしながらも、馬券売上げの50%以上はデジタル基盤を通じたものであると述べた。

 同氏はこう続けた。「メディア権料や入場料からの収入、それにホースマンが支出する費用なども考慮に入れなければなりませんでした」。

 「それゆえ、私たちは競馬開催日程の枠組みを検討するために、ホースメングループおよび競馬場協会と一緒に取り組んでいます。さらに、賭事客の要求について競馬産業と話し合いました。最終的に、薄暮・夜間開催を増やして、競馬開催日数を引続き増加させました」。

 ウェイマン氏はこう付言した。「競馬開催日程は2017年と概ね同じ規模です。競走馬頭数のデータと傾向は、最低限の成長目標が維持できるという自信を与えてくれます」。

 また2018年の競馬開催日程は、サンダウン競馬場での障害シーズンの最終レース終了後に、1週間の障害競走の休止期間が設けられることも特徴としている。障害競走の新たなシーズンは、その翌週の土曜日にウスター競馬場で始まる。

 さらに、BHAは賞金総額7万ポンド(約980万円)以上の開催日に奨励金を出すことで、日曜開催の強化も試みる予定である。

By Bill Barber

(1ポンド=約140円)

[Racing Post 2017年7月24日「£10 million grassroots injection and record fixture list in 2018」]


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