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TOPページ > 海外競馬ニュース > "取違え事件"を受け、マイクロチップIDを2回チェック(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2017年08月17日  - No.32 - 3

"取違え事件"を受け、マイクロチップIDを2回チェック(イギリス)[開催・運営]


 7月27日にヤーマス競馬場で生じた前代未聞の"取違え事件"を受け、BHA(英国競馬統轄機構)はセキュリティー強化に踏み出した。これにより、出走馬はレース間近にマイクロチップのIDをスキャナーでチェックされる。

 3歳牝馬ミリーズキス(Millie's Kiss)がヤーマス競馬場の2歳戦に誤って出走し、単勝51倍の"優勝馬"になった事件を受け、競馬場において全出走馬のマイクロチップIDをスキャナーで2回チェックすることになった。この措置は8月初めにグッドウッド競馬場で試行され、今週も続けられている。

 BHA懲戒委員会は8月10日にロンドンで会合を開き、ヤーマス競馬場の取違え事件の詳細について事情聴取する。この事件は、チャーリー・マクブライド(Charlie McBride)調教師が急いでいたために、2歳戦に出走予定のマンダリンプリンセス(Mandarin Princess)ではなく、誤ってミリーズキスに鞍をつけレースに送り出したというものだ。

 後検量が終わって確定となる時点では、この過失は発覚していなかった。そのため、現行のルールの下では、その結果は維持されなければならなかった。

 これら2頭は馬房を出て競馬場の厩舎に入る際にスキャナーによるマイクロチップIDのチェックを受けていたが、その後の装鞍の過程で取違えが起きた。

 BHAは8月初め、このような事件の再発を防ぐために、発走時刻が近づいてきたときに出走馬に2回目のチェックを実施することとした。このチェックは"暫定措置"とされ、長期的な措置を導入するためにさらに検討がなされている。

 BHAのスポークスマンはこう語った。「このような事件の再発リスクを減少させるために、現在の人員を可能な限り活用する暫定措置が講じられています」。

 「暫定措置には、厩舎を出てパドックに向かうすべての出走馬のマイクロチップIDをスキャナーでチェックすることなどが含まれます。ただ現時点では、これは暫定措置にすぎません」。

 「長期的には、どのようなモデルであれば適切に人員を活用しながら同様の措置を恒久的に実施できるか、その可能性を見出そうとしています」。

 またBHAの会合では、ミリーズキスはヤーマス競馬場の問題のレースで失格とされ、2着だった単勝1.67倍の1番人気馬ファイアカイ(Fyre Cay)が1位に繰り上がる予定である。

By Bruce Jackson

(関連記事)海外競馬ニュース 2017年No.31「間違った馬が出走して優勝するも競走結果は変わらず(イギリス)

[Racing Post 2017年8月9日「BHA introduces second scan after last month's Yarmouth fiasco」]


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