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TOPページ > 海外競馬ニュース > トニー・マッコイ氏にナイト爵位が授与される(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2016年01月07日  - No.1 - 1

トニー・マッコイ氏にナイト爵位が授与される(イギリス)[その他]


 トニー・マッコイ(Tony McCoy)氏は、新年叙勲者リストに記載され、ナイト爵位が授与されることにより、サー・アンソニー・マッコイ(Sir Anthony McCoy)となる。

 23年間の騎手生活で数々の記録を塗り替えたマッコイ氏は12月30日、ナイト爵位の授与を“最高の栄誉”と言い表した。

 1953年のサー・ゴードン・リチャーズ(Sir Gordon Richards)に続き、ナイト爵位を受ける史上2人目の騎手となるマッコイ氏は、次のように語った。「最高の爵位であり、私と家族にとってこの上ない栄誉です。両親はとても誇りに思っています」。

 「競馬というスポーツと騎手にとっての栄誉でもあります。サー・ゴードン・リチャーズのことは知り尽くしており、騎手生活で彼のことを強く意識していた時期もありました。この爵位を受けることは、騎手が何を成し遂げられるかを示すことになります」。


比類ない偉業

 41歳のマッコイ氏は4,348勝(英国:4,204勝、愛国:144勝)を挙げて、昨年4月の障害シーズン閉幕時に引退した。

 平地競走でも10勝を挙げている。この勝利には、2015年9月にジャック・ベリー(Jack Berry)氏の慈善活動に協力するために引退生活から一時的に復帰し、ガンニクス(Gannicus)に騎乗して制したレジャーレジェンズ競走(ドンカスター競馬場)も含まれる。したがって、マッコイ氏は通算4,358勝を挙げたことになる。

 マッコイ氏は1992年、サーリス競馬場の平地競走でリーガルステップス(Legal Steps)に騎乗して初勝利を挙げた。その2年後、ゴウランパーク競馬場でリスザード(Riszard)に騎乗して障害初勝利を果たした。

 過酷な騎手生活における驚異的な偉業は、チェルトナムフェスティバルでの31勝である。その勝利には、チェルトナムゴールドカップ2勝[1997年ミスターマリガン(Mr Mulligan)、 2012年シンクロナイズド(Synchronised)]と、チャンピオンハードル3勝[1997年メイクアスタンド(Make A Stand)、2006年ブレーヴインカ(Brave Inca)、2010年ビノキュラー(Binocular)]が含まれる。

 また、2010年にはドントプッシュイット(Don't Push It ジョンジョ・オニール厩舎、馬主:JP・マクマナス)に騎乗して、世界一有名な競走グランドナショナル(エイントリー競馬場)で記憶に残る優勝を果たした。それまでグランドナショナルには14回挑戦していたが、残念な結果に終わっていた。

 マッコイ氏は、正式にプロ騎手となった1995-96年シーズンから、20年連続でリーディング障害騎手に輝いた。そして、1981-82年から1991-92年シーズンの間にピーター・スカッダモア(Peter Scudamore)騎手が打ち立てた8年連続リーディング(うち1回はタイ)の記録を簡単に打ち破った。


実り多いキャリア

 マッコイ氏がコンビを組んだ調教師としては、おそらくマーティン・パイプ(Martin Pipe)調教師が最も有名だろう。マッコイ氏は同調教師とコンビを組み、2001-02年にそれまでの記録(サー・ゴードン・リチャーズの1947年平地競走269勝)を上回る289勝を挙げ、英国におけるシーズン最多勝利を果たした。2位のリチャード・ジョンソン(Richard Johnson)騎手との差はなんと157勝であった。

 マッコイ氏はサンダウン競馬場のゴールドカップデーに引退したが、リーディングジョッキートロフィーは永久にマッコイ氏の手元に置かれることになった。

 マッコイ氏は2010年にBBC年度代表スポーツ選手に選出され、もう1つの歴史的偉業を達成した。また最近では、ベルファストの年度代表スポーツ選手授賞式において特別功労賞を授与された。


競馬界でナイト爵位を受けた人々

 マッコイ氏は、競馬界でナイト爵位を受けた人々、すなわちサー・ゴードン・リチャーズ、サー・セシル・ボイド-ロックフォート(Sir Cecil Boyd-Rochfort 調教師)、サー・ノエル・マーレス(Sir Noel Murless 調教師)、サー・ピーター・オサリヴァン(Sir Peter O'Sullevan 競馬解説者)、サー・ヘンリー・セシル(Sir Henry Cecil 調教師)の仲間入りを果たす。

 サー・マイケル・スタウト(Sir Michael Stoute 調教師)は、1998年にナイト爵位を授与されたが、競馬界での偉業と言うよりも故郷のバルバドスの観光事業に貢献したことによるものである。また、サー・マーク・プレスコット(Sir Mark Prescott 調教師)の爵位は世襲が認められている準男爵である。

 マッコイ氏は競馬界での偉業により、2003年の女王陛下誕生日に大英帝国勲章第5等(MBE)、2010年の女王陛下誕生日に大英帝国勲章第4等(OBE)を授与されている。

By Richard Birch

(関連記事)海外競馬ニュース 2010年No.28「トニー・マッコイ騎手、大英帝国勲章4等を受勲

[Racing Post 2015年12月30日「McCoy 'honoured' to receive knighthood」]


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