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海外競馬ニュース
2015年09月17日  - No.37 - 3

元英リーディングジョッキーのファロン騎手、米国で奮闘中(アメリカ)[その他]


 英国リーディングジョッキーに6回輝いたキーレン・ファロン(Kieren Fallon)騎手は、騎乗拠点をカリフォルニア州からケンタッキー州に移した。ケンタッキー州とその周辺において、より多くの芝レースで騎乗することを目指す。

 ファロン騎手は8月22日、ケンタッキー州に近いインディアナグランド競馬場(インディアナ州)で、5月以来の勝利をあと一歩のところで逃した。しかし、同騎手の米国での騎乗活動は新たなステージに入った。

 ファロン騎手は、8月25日も、すでに12鞍騎乗したこの競馬場で騎乗する。そして、多数の芝のステークス競走が施行される9月のケンタッキーダウンズ開催での騎乗依頼につながることを期待している。

 ファロン騎手は次のように語った。「芝レースで騎乗したいと考えています。いくつかのビッグレースがあるケンタッキーダウンズ開催に備えています。そこで人脈を作るために来ました」。

 「デルマー競馬場で2週間ほど騎乗しましたが、楽しめる場所でした。米国にもエージェントがいるので、今では騎乗馬に恵まれつつあります。主要開催で有力馬を手に入れやすくなるでしょう」。

 「現在、チャーチルダウンズ競馬場を拠点としていますが、まだ自分のやり方を模索中です。この地域では芝レースが盛んで、多くの芝馬がいるので、どうなるか見ものです。きっと勝利を挙げられるはずです」。

 50歳のファロン騎手は、発馬機内で足を負傷し、5月から英国での騎乗を中断している。そして冬の大半を過ごした米国に戻ってきた。

 ファロン騎手は次のように付言した「リフレッシュするために英国を離れました。ここを気に入り始めています。これから2週間は、良いレースができるはずです。ケンタッキーでは多くの芝レースが施行されます。ダートレースは、経験が少ない者にとって感覚を掴むのが難しく、私の年齢で挑戦するのは困難です。簡単にはいきません」。

By Jon Lees

[Racing Post 2015年8月24日「Fallon in switch from California to Kentucky」]


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