TOPページ > 海外競馬ニュース > イスラエルで英国とアイルランドの競馬賭事提供が開始される(イスラエル)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2013年10月31日  - No.44 - 3

イスラエルで英国とアイルランドの競馬賭事提供が開始される(イスラエル)[開催・運営]


 アットザレーシズ社(At the Races)とレーシングUK社(Racing UK)の共同事業体GBIレーシング社(GBI Racing)は、世界各地のベッティングショップへ英国とアイルランドの競馬賭事を配信しているが、今般イスラエルで開業したことで新境地を開いた。

 競馬界にとってイスラエルは新しい市場だが、GBIレーシング社の最も成功する地域の1つとなる可能性がある。本日から一週間の現地における市場開拓活動は、2014年にイスラエルをGBIレーシング社の世界輸出市場のうちのトップに押し上げることを狙いとしている。

 イスラエルの賭事客は、GBIレーシング社とその開発パートナーのアイネダ社(i-neda)がイスラエル・スポーツ賭事委員会(Israel Sports Betting Board: ISBB)とイスラエル市場向けに開発したヘブライ語による専用ウェブサイトを利用し、遠い海外のライブ競馬賭事に初めて参加できるようになる。

 イスラエルにおけるすべての競馬賭事は、すでにあるベッティングショップと新しいオンラインサービスを通じて行われ、売上は英国とアイルランドの賭事プールに繰り入れられる。

 イスラエルへの英国とアイルランドの競馬賭事提供開始の成功は、イスラエル国内においてライブのパリミューチュエル賭事を可能となるようインフラ、システムおよび手続きを構築するため、ISBBとGBIレーシング社が行ってきた2年間にわたる開発計画の完成によるものである。

 GBIレーシング社の地域部長であるジェームズ・シンガー(James Singer)氏は、次のように語った。「イスラエルで起こっていることは、競馬にとっての朗報であり、世界に報告する価値のある真のケーススタディーです」。

 「ISBBは、ベッティングショップの専用ディスプレーシステムやタッチスクリーンのデータ端末、ヘブライ語のオーディオサービスや訓練を受けたベッティングショップの従事員といった多くの素晴らしい新機軸の手法により、新しいブランドの下で、エキサイティングでダイナミックな娯楽としてのサラブレッド競馬の世界に賭事客を案内しました」。

By Graham Green

[Racing Post 2013年10月8日「British and Irish racing finds new market in Israel」]


上に戻る