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TOPページ > 海外競馬ニュース > 多くのベッティングショップ、暴動の被害に遭う(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2011年09月14日  - No.37 - 3

多くのベッティングショップ、暴動の被害に遭う(イギリス)[その他]


 英国の多くのブックメーカーは、8月6日夜にロンドンで発生し、8月8日には他の主要都市に広がった暴動による被害を受けた。

 ロンドンにある約50店のベッティングショップは、窓ガラスを割られ、放火されるケースもあった。そして被害の拡大を恐れて閉店を余儀なくされるベッティングショップも多数あった。バーミンガムやリバプールでも被害を受けたベッティングショップがあった。

 競馬産業は、SIS社(Satellite Information Services: 衛星情報サービス)がロンドンのコーシャム通りにある事務所から撤退することを余儀なくされた8月9日午後には視聴者へのサービス低下という更なる困難に直面し、アットザレーシズ社(At The Races)の視聴者は、ニュートンアボットからの静止画像と音声は提供されたものの映像は提供されない事態となった。そしてコーラル社(Coral)は8月9日午後、警察の要請によりバーキングのコールセンターを閉鎖することを余儀なくされた。

 コーラル社は、ベッティングショップのうちロンドンの19店、バーミンガムの3店の合計22店が8月8日に攻撃の的となり、最も被害を受けた賭事会社である。

 同社のスポークスマンであるサイモン・クレア(Simon Clare)氏は、「主に窓ガラスが割られ、テレビモニターが壁から剥ぎ取られるという器物損壊が発生しましたが、窃盗は比較的少なかったと思います」と語った。

「ベッティングショップ2店で窓ガラスが割られた時にスタッフはまだ店内にいて、恐ろしい体験をしたようです」。

「私たちは各店舗に監視カメラを設置しており、地域の警察の捜査に役立つよう、録画されたビデオテープを提供しています」。

 そして実施された予防策について、次のように語った。「今回のような異常で前例のない状況における私たちの優先事項は、スタッフの安全を守り、被害に遭わないようにすることです」。

「私たちは騒動が始まる前にスタッフを無事に帰宅させるために、8月9日夜、閉店させた方が賢明だと思われる地域の店舗100店を早めに閉めました」。

 クレア氏は、コーラル社の損害額が現在のところ数十万ポンドに上ると見積もっているが、このような状況のもとでそのことはあまり重要でないと述べた。

 ラドブロークス社(Ladbrokes)においては約20店舗が窃盗と器物損壊の被害に遭った。同社の広報部長のリチャード・ロイヤル(Richard Royal)氏は、8月9日に次のように語った。「私たちが最も心配したのはスタッフと顧客の安全であり、そのために8月10日はロンドン中の多くの店舗を引き続き閉鎖することを決定しました。このような状況における我が社の徹底した安全方針には自信を持っています」。

「それにしても暴力的な少数の人間の行動によって多大の影響が生じたことは衝撃です。無実の人々が危険に晒され、すでに困難に直面している経済状況下で重要な企業の取引きが妨げられ、相当の器物損壊を生じましたが、このことにより今後数ヵ月にわたって莫大な修繕費が必要となるでしょう」。

 ウィリアムヒル社(William Hill)は8月9日午後、被害を受けた店舗はブリクストンとクロイドンの2店だけであると報告した。しかし他社と同様に、リスクがあると考えられる地域の店舗を閉鎖した。

 同社のスポークスマンであるケイト・ミラー(Kate Miller)氏は次のように語った。「私たちは警察と地域からアドバイスを得ており、スタッフと顧客の安全を最優先事項としています。私たちは被害を未然に防ぐためにかなり多くの店舗を閉鎖しました」。

 ミラー氏は暴動と店舗閉鎖による損害額はいくらになるかという問いに対し、「今後暴動がどれだけ多くの場所で起こるかによります。見当がつきません」と述べた。

 8月8日にとりわけメディアで取り上げられたクロイドンのロンドンロードにあるトートスポーツ社(Totesport)のベッティングショップは、トートスポーツ社&ベットフレッド社系ベッティングショップの破壊された4店の中で最もひどい損害を受けた店舗である。

 パディパワー社(Paddy Power)は、ロンドンの3店とバーミンガムの1店の4店が損害を受けたと発表した。

 ベッティングショップの従業員を代表する労働組合は8月9日、ブックメーカーは店舗がある地域で暴動が発生した場合の明確なガイドラインをスタッフに対して出しておく必要があると述べた。

 労働組合のスポークスマンのライアン・スローター(Ryan Slaughter)氏は次のように語った。「我々労働組合のメンバーは、これらの困難で脅威になり得る状況下で、何をすべきかについて明確で迅速な助言を必要としています。私たちは、従うべき適正な手順を賭事産業が直ちにスタッフに伝えて手筈を整えるよう要求しています」。

 ロンドンのオールドストリートの近くにあるSISのスタジオを閉鎖せざるを得なかったことにより、視聴者へのサービス提供に支障を来した。SISのデータ担当部長ポール・リッチー(Paul Ritchie)氏は、「私たちは午後4時15分ごろにスタジオからの避難を開始し、画像と音声をミルトンキーンズのスタジオに引き渡しました」と語った。

 そして、「すべてのネットワークは午後4時32分に停止し、私たちはラプラータ競馬場で行われていた競馬開催を放映することができなくなりました。賭事情報は通常通り提供されましたが、その一方でアットザレーシズ(At The Races)の視聴者は静止画像と音声を受信することはできたものの、映像を見ることはできませんでした」と付言した。

By Paul Eacott

[Racing Post 2011年8月10日「Terror for bookies as riots hit shops」]


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