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TOPページ > 海外競馬ニュース > デラフーセイ調教師をミルクシェイクおよび ヘビ毒使用のかどで起訴(アメリカ)[その他]
海外競馬ニュース
2010年09月02日  - No.35 - 3

デラフーセイ調教師をミルクシェイクおよび ヘビ毒使用のかどで起訴(アメリカ)[その他]


 ペンシルヴァニア州を拠点とするダレル・デラフーセイ(Darrel Delahoussaye)調教師は7月28日に逮捕され、競走前に馬にミルクシェイクとヘビ毒を投与したという証拠と証言に基づき、ペンナショナル競馬場で競走の不正工作を行ったかどで起訴された[訳注:ミルクシェイクとは重炭酸塩をベースとするミルクシェイク状の液体]。

 州警察は、2件の重罪にあたる詐欺による窃盗罪および3件の軽罪つまり (1) 公式に施行された競走の不正操作、(2)  競走馬への禁止薬物の投与、(3) 物的証拠の改ざんと捏造により、デラフーセイ氏を起訴した。

 デラフーセイ氏は7月28日朝に召還され、2万ドル(約200万円)の保釈金を支払った後に釈放された。予審は8月16日に予定されている。

 問題となっている馬主マイケル・ジル(Michael Gill)氏は、自身の所有馬ラーフィングムーン(Laughing Moon)がペンナショナル競馬場のアローワンス競走において3着入線後に故障し安楽死処分となった翌日の1月24日に、デラフーセイ氏を解雇した。ラーフィングムーンは3日間のうちに故障した2頭目の馬であり、これに先立つ1月13日には、デラフーセイ氏が調教したジル氏の妻ミツィー(Mitzi)所有の馬が故障し、これが連鎖反応の始まりとなった。

 ラーフィングムーンの致命的な事故の後、ペンナショナル競馬場を拠点とする騎手たちはジル氏の馬が出走するレースへの騎乗をボイコットすると脅した。2009年の勝利数と収得賞金においてトップクラスの馬主であるジル氏は、2月に同競馬場でのレースに参加することを禁じられ、自身の厩舎を解散すると発表した。

 7月23日付の起訴陪審の起訴状によれば、調査員は、2009年10月22日にペンナショナル競馬場においてジル氏の所有馬ライオンズプライド(Lion’s Pride)のそばにミルクシェイクを投与するための器具を発見していた。

 ライオンズプライドは、12月18日に施行されたペンナショナル競馬場のアローワンス競走において騎手を放り出した後、カルテのコメント欄に“跛行”と記入され、それ以降出走していない。

 厩務員のジェームズ・マジー(James Muzzy)氏は、デラフーセイ氏が競走当日に馬に頻繁にミルクシェイクやヘビ毒を投与していたのを目撃したと証言した。ペンシルヴァニア州のルールは、競走当日にはフルセミド(furosemide)とエストロゲン(estrum)以外の薬物の投与を禁じている。マジー氏は、デラフーセイ氏が自身の管理馬に使うために使用済みの注射器を探して、医療品廃棄袋をしばしば物色していたようだと述べた。

 マジー氏は、州の競馬委員会の調査員が厩舎に入るかもしれないことを恐れたデラフーセイ氏からいくつかの薬物を隠すよう命じられたあとで、合法の抗炎症剤である第5類薬物ジメチルスルホキシド(dimethylsulfoxide: DMSO)を数瓶、州警察官に引き渡したと述べた。

 起訴陪審はまた、ステファニー・ビーティー(Stephanie Beattie)調教師が、オハイオ州の引退馬施設に送るというデラフーセイ氏の虚偽の発言に基づいて、自身が管理していた故障馬3頭を同氏に引き渡したことを報告した。デラフーセイ氏は負債を返済するために、これらの馬をジェイ・バドレウィッチ(Jay Budrewicz)氏にそれぞれ450ドル(約4万5,000円)で売却した。3頭のうちの1頭ストームライジング(Storm Rising)は、この春サフォークダウンズ競馬場で3回出走したが、最近では6月7日の賞金4,000ドル(約40万円)のレースで2着となっていた。

 デラフーセイ氏は2010年、ペンナショナル競馬場において延べ130頭を出走させ、13勝を挙げた。

 ペンシルヴァニア州競馬委員会(Pennsylvania Horse Racing Commission)は6月、ミルクシェイクを禁止する方針を発表し、重炭酸レベルの検査を7月15日に開始した。

By Jeff Lowe
 

[thoroughbredtimes.com 2010年7月29日「Milkshakes, snake venom involved in charges against trainer Delahoussaye」]

ペンシルヴァニア州、デラフーセイ調教師を永久追放


 ペンシルヴァニア州競馬委員会は、ペンナショナル競馬場のデラフーセイ調教師の厩舎を舞台に発生した重罪2件と軽罪3件により逮捕された同調教師に、永久業務停止処分を課した。

 ペンナショナルゲーミング社(Penn National Gaming Inc.)の副社長であるクリス・マッカリーン(Chris McErlean)氏によれば、デラフーセイ氏はペンナショナル競馬場およびその姉妹競馬場であるチャールズタウン競馬場からも追放された。

 ドーフィン郡の第1地方検事補であるフラン・チャード(Fran Chardo)氏によれば、ペンナショナル競馬場を拠点とする他の競馬関係者がさらに起訴される可能性がある。

 チャード氏はパトリオットニュース紙(Patriot News)に、「この件はまだ終わっていません」と語った。

By Jeff Lowe
(1ドル=約100円)

[thoroughbredtimes.com 2010年7月30日「Delahoussaye suspended indefinitely」]


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