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TOPページ > 海外競馬ニュース > ストロナック会長とオークツリー競馬協会、2010年オークツリー開催について妥協(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2010年07月08日  - No.27 - 3

ストロナック会長とオークツリー競馬協会、2010年オークツリー開催について妥協(アメリカ)[開催・運営]


 議論が長引き紛糾したカリフォルニア州競馬委員会(California Horse Racing Board: CHRB)の6月22日の聴聞会を経て、MIディベロップメンツ社(MI Developments Inc.: MIDI)のフランク・ストロナック(Frank Stronach)会長とオークツリー競馬協会(Oak Tree Racing Association: OTRA)は、2010年9月29日〜10月31日のオークツリー開催日程について妥協に至った。

 ハリウッドパーク競馬場のサンセットルームで250人を前にして行われた日程割り当てに関する論争において、辛らつな意見のやり取りの大部分は、ストロナック会長とCHRBのメンバー6名との間で交わされた。

 カリフォルニア・サラブレッド馬主会(Thoroughbred Owners of California)の元会長であるメース・シーゲル(Mace Siegel)氏が仲介役を務めたことによってようやく話しがまとまり、ストロナック会長とOTRAのシャーウッド・チリングワース(Sherwood Chillingworth)上席副理事長は、1969年から賃貸契約を結んでいたサンタアニタ競馬場でオークツリー開催を続行することに合意した。

 ストロナック会長はまた、オークツリー開催と12月〜4月に施行されるサンタアニタ競馬場の2010-11年冬春開催は現在のプロライド人工馬場で行われ、馬場の更新はおそらくその後すぐに行われるだろうと述べた。同会長は、自身がスペインで見つけた新しい馬場を敷設することを望んでいると述べた。

 子会社であるマグナエンターテインメント社(Magna Entertainment Corp.: MEC)の再建計画の一環として競馬場管理を引き受けたあと、OTRAに2016年までサンタアニタ競馬場を賃貸する契約を5月14日に解除していたMIDIのストロナック会長は、今般の再審議を行う前には、OTRAはテナントとしては除外されると語っていた。

 チリングワース氏は、理事会メンバーであるジャック・ロビンズ(Jack Robbins)氏、リック・アーサー(Rick Arthur)氏、リチャード・マンデラ(Richard Mandella)氏およびジョン・バー(John Barr)氏らと5分間の会合を持ったあとで、1年間の契約を受け入れた。

 ストロナック会長は、役員会のキース・ブラック(Keith Brackpool)議長とデヴィッド・イスラエル(David Israel)副議長、そして役員のジェシー・チョッパー(Jesse Choper)氏、ボー・デレク(Bo Derek)氏、ジョン・ハリス(John Harris)氏およびジェリー・モス(Jerry Moss)氏と、纏まりがなく行ったり来たりの議論を何度も交わした。

 ストロナック会長と役員会メンバーは、サンタアニタ競馬場がオークツリー開催日程に関する言い争いによって不安定となっていたため、2011年ブリーダーズカップの招致に破れたことについて、お互いの責任を追及した。

 ストロナック会長は、「私はあなた方が私の評判を傷つけたことに憤慨しています。こんなことはまったく必要なかったはずです」と述べた。

 ストロナック会長は、規制および競馬産業の消滅危機に際しての政府の支持の欠如を非難した。ブラックプール氏が、ストロナック会長に対して改善のための具体的な提案についての意見を求めたのに対し、同会長は、1,000万ドル(約10億円)の払戻金が期待できるクワドループルクウォッド(quadruple quad)という4重勝馬券を提案した。

 同会長は、OTRAをお払い箱にするために開かれた6月上旬のMIDIの役員会において、「私はテナントを入れる気はないとはっきりと表明しました。私はサンタアニタ競馬場を閉鎖すると脅したことはありませんが、OTRAのモデルはビジネスとしてうまく成り立ちません」と語った。

 ストロナック会長は、「私たちはサンタアニタ競馬場で競馬を行うことを望んでいますが、それは長期計画としてではありません。ナイアガラの滝でボートに乗るような自殺行為をすることはできません。長期的には、私はOTRAにテナントとして入ってもらうことは望みません」と付け足した。

 1998年にMECを通してサンタアニタ競馬場を購買したストロナック氏は、MIDIの副社長兼CEOであるデニス・ミルズ(Dennis Mills)氏を通して、CHRBの5月の会合においてオークツリー開催を中止することを模索していたが、OTRAに同調する理事会に拒絶されていた。

 ハリウッドパーク競馬場とデルマー競馬場は、チリングワース氏に対してサンタアニタ競馬場に代わる選択肢として迅速に立候補を表明していた。同氏は、ストロナック会長との契約を取り決められない場合には、ハリウッドパーク競馬場と取り組む用意をしていた。

 チリングワース氏は、「ストロナック会長は寛大にも考えを変えてくれました。このことは競馬産業にとっても私たちすべてにとっても良いことです。契約期間は1年のみですが、今年サンタアニタ競馬場でオークツリー開催を施行し、その後のことは改めて考えるというのは望ましいことです」と語った。

 ブラックプール氏は、「私はこれが対話の始まりであると望んでいます。これは第一段階です」と語った。

 ストロナック氏は、南フロリダのパームメドウズ調教センターで自身が推奨した新馬場を、この冬サンタアニタ競馬場に敷設する前にテストすることを望んでいると語った。

 同会長はスペインのドス・ルナス・ドレサヘ&ポロ・センター(Dos Lunas Dressage and Polo center)で感銘を受けた地下かんがいシステムについて、「新馬場は馬にとってこれまでで最高のケイ砂と繊維質を含んでいます」と語った。

by Steve Schuelein

[thoroughbredtimes.com 2010年6月22日「Stronach, Oak Tree reach compromise over 2010 dates」]


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