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TOPページ > 海外競馬ニュース > バーク調教師、内部情報提供のかどで1年の業務停止処分(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2009年08月13日  - No.32 - 3

バーク調教師、内部情報提供のかどで1年の業務停止処分(イギリス)[その他]


 英国競馬統括機構(British Horseracing Authority: BHA)懲罰委員会は、カール・バーク(Karl Burke)調教師の八百長疑惑に対する審理を終結し、1年の業務停止処分を課した。

 懲罰委員会は5日間の聴聞(7月2日に終了)のあと、バーク調教師に処罰を言い渡した。この事件では、すでにダレン・ウィリアムズ(Darren Williams)騎手、ファーガル・リンチ(Fergal Lynch)騎手および馬主のマイルス・ロジャーズ(Miles Rodgers)氏が処罰されているが、同調教師は4人目となる。

 バーク調教師に対する嫌疑は、同調教師が自身の出走馬6頭に関する内部情報をロジャーズ氏に流したことが規程243条に違反しているというものであり、ロジャーズ氏のこれらの馬に対する賭けの記録が、ベットフェア社(Betfair)の同氏が管理していた口座に残っていた。(訳注:ロジャーズ氏は負け馬に賭ける賭事を行った)同調教師の他の嫌疑は、(1) 2004年4月2日から2年間、競馬に関与することを禁止されていたロジャーズ氏と関係を持っていたこと(規程220条viii項に違反)、(2) 2008年8月に尋問された際にBHAの調査員に事実と異なった説明をしたこと(規程220条iv項に違反)である。

 2009年6月にバーク調教師は、懲罰委員会に対して審理の打ち切りを申し立てた。同調教師は申立ての理由として、(1) 懲罰手続きの開始が遅れたこと、(2) 刑事責任を追及されないのであれば競馬施行規程違反で処罰されないという“正当な期待権”が自分にはあることをあげた。同じ八百長疑惑で、キーレン・ファロン(Kieren Fallon)、ファーガル・リンチ、ダレン・ウィリアムズ騎手その他が、警察の捜査を受け刑事裁判にかけられ、刑事責任を追及された経緯がある。[訳注:判決は無罪、ただし競馬施行規程違反による処罰が課せられた]。

 懲罰委員会は審理の打ち切りの申立てを却下した。その後の審理でバーク調教師が事実と認めたのは、2004年8月にカンジャー(Khanjar)という馬の売却についてロジャーズ氏と話したという事のみであった。

 しかし、7月2日の懲罰委員会で、バーク調教師は以前の主張を土壇場で変えた。懲罰委員会によれば、BHAの調査員に事実と異なった説明をし誤った方向 に導いたという嫌疑(規程220条viii項違反)にBHAが固執しないことを交換条件として、同調教師は嫌疑の大部分を認めた。

 同調教師は結局、2004年5月と6月に行われた嫌疑の対象となっている全6レースに関して有利な内部情報をロジャーズ氏に流したことを認めた。

 バーク調教師が競馬施行規程違反の嫌疑を認めたものの、どのような情報を漏らしたのか、その内容は開示されなかった。懲罰委員会はバーク調教師とロジャーズ氏の間には、ロジャーズ氏が競馬関与禁止処分を受けるずっと以前から通常の商取引があったことを認めている。

 しかし内部情報の提供について、ロジャーズ氏がバーク調教師に圧力をかけていたという証拠はなかったが、ロジャーズ氏が関与禁止処分を受けたあと、バーク調教師とロジャーズ氏はそれに続く20週の間208回に亘って電話で連絡を取っていた。

 バーク調教師への業務停止処分期間は、同調教師が上訴を希望することを考慮し7月28日から開始する。

[Racing Post 2009年7月21日「Burke disqualified for a year after BHA inquiry」]


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