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TOPページ > 海外競馬ニュース > ヴァージニア州の馬生産者団体が鞭使用法について再検討を提言(アメリカ)[生産]
海外競馬ニュース
2008年06月26日  - No.25 - 2

ヴァージニア州の馬生産者団体が鞭使用法について再検討を提言(アメリカ)[生産]


 ヴァージニア・サラブレッド協会(Virginia Thoroughbred Association: VTA)の理事会は6月2日の決議で、同日から始まる45日間のコロニアルダウンズ競馬場の開催における騎手の鞭使用について再検討と所要のルール変更を提言した。

 これはエイトベルズ(Eight Belles)の致命的故障(両前肢球節部の骨折)を受けて取られた措置である。同馬は5月3日、チャーチルダウンズ競馬場で施行されたケンタッキーダービー(G1)で2着入線後に致命的故障を発症し安楽死した。ラリー・ジョーンズ(Larry Jones)調教師は、同馬に対するガブリエル・サエズ(Gabriel Saez)騎手の鞭使用を擁護した。

 VTAの会長でヴァージニア州アシュランドにあるイーグル・ポイント牧場(Eagle Point Farm)のドナ・デネヒー(Donna Dennehy)氏は、「サラブレッド産業はエイトベルズの悲劇を受けて、競走馬をできる限り安全に管理する取り組みを強化しました。VTAは、ヴァージニアの競馬界が騎手の鞭使用に関する現行ルールについて、公平でかつ馬のためになる変更を慎重に検討することを提言する方針です」と語った。

 ヴァージニア競馬委員会(Virginia Racing Commission: VRC)は、騎手の鞭の大きさと形を規定しているが、使用法についてのルールは定めていない。

 VTAのVRCに対する要望は、コロニアルダウンズ競馬場においては、馬をけがや痛みから護る衝撃吸収型のプロクッシュ・ウィップ(ProCush whip)の使用を義務付けることを検討することにある。プロクッシュ・ウィップはイギリスでは唯一使用可能な鞭であり、アメリカ国内の全米スティープルチェイス協会(National Steeplechase Association)主催のレースでも唯一使用が認められる鞭である。

 VTAはまた、VRCが直ちに鞭使用に関する規定を検討するように要望し、また多方面の関係者が、試験的あるいは恒常的な鞭使用の禁止を検討するよう働きかけることとしている。

 VTAの専務理事グレン・ペティ(Glenn Petty)氏は、「ヴァージニア州は論議を呼ぶ問題にいつも他に先んじて意欲的に取り組んでいます。鞭使用の問題もそのひとつです。多くの調教助手や騎手たちは、鞭を使うことによって、騎手を怪我から護ったと言っています。体重500kgの馬の激しい動きのなかで、騎手は時に危険を回避するために鞭の使用を必要とします。だから騎手たちは議論に参加すべきです」と語った。

 ペティ氏によれば、VTAは、安全性に対する騎手の懸念が十分配慮されることを条件として、VRCに鞭を使用しない競馬の施行を検討するよう要望している。同氏は、VTAの理事会は、エイトベルズの致命的故障と鞭の使用には因果関係はないと信じているが、多くの競馬ファンがその使用に反対していることを承知していると述べた。

 

[thoroughbredtimes.com 2008年6月3日「Virginia breeders group advocates review of whips」]


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