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TOPページ > 海外競馬ニュース > ベイメドウズ競馬場、2008年に競馬開催か(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2007年06月07日  - No.22 - 2

ベイメドウズ競馬場、2008年に競馬開催か(アメリカ)[開催・運営]


(経緯)

 2006年のカリフォルニア州競馬委員会(California Horse Racing Board: CHRB)の決定により、カリフォルニア州の主要な競馬場は、2008年の開催に間に合うように人工馬場を敷設しなければならない。

 しかし、サンマテオ市の所有地再開発のために取り壊しの話が出ているベイメドウズ競馬場は、人工馬場敷設のために数百万ドルの投資を行うことを拒否し、 CHRBに2年間の猶予を求めた。CHRBは猶予を認めず、ベイメドウズ競馬場は秋競馬が終了する11月4日に閉場すると3月に発表していた。


(新たな動き)

 5月22日、CHRBはベイメドウズ競馬場の2008年開催の可能性を示唆した。

 ベイメドウズ競馬場のジャック・リーボー(Jack Liebau)場長は、開催日程が同競馬場の希望どおりになれば、73年の歴史を持つ同競馬場の閉鎖決定を再考するとCHRBに伝えたのだ。

 CHRBは人工馬場敷設の猶予を認めるべしという政治的圧力を受けている。選挙区内にベイメドウズ競馬場がある民主党のレランド・イー(Leland Yee)州議会議員はCHRBを鋭く批判し、州議会上院にCHRBのリチャード・シャピロ(Richard Shapiro)委員長の辞任要求決議案を提出し、さらに次の会計年度のCHRB予算をゼロにするよう予算委員会に要請した。

 ベイメドウズ競馬場は、閉鎖の撤回をいつ決定するか決めていない。しかし、リーボー場長は2008年の満足な開催日程が作成できるかどうか見極めるため に、ゴールデンゲートフィールズ競馬場、競馬共進会、カリフォルニア・サラブレッド馬主会(Thoroughbred Owners of California: TOC)の各代表と協議することにした。協議結果は6月19日CHRBの次回の会議で報告される見込みだ。

 イー議員は、「敷設猶予が直ちに認められないことに多少失望しています。当事者双方がこの問題に取り組み、解決しようとしていることは明確です。しかし、このままでは競馬場は年末に閉鎖されるでしょう。それは多くの人々の望むところではありません」。

 CHRB次年度予算については州議会の委員会の次回会合で議論されるだろう。イー議員は、「議会はその機会に、CHRBの実態、目標、使命を検討することになるでしょう。検討すべきは予算の問題ではなく、競馬の救済です」と述べた。

 リーボー場長は、「CHRBは全競馬場に対し人工馬場敷設を義務づけている訳ではないのだから、敷設期限を延期すべきです。というのは、年間で平地競走 の17%を占める共進会競馬や、10%を占めるロスアラミトス競馬については人工馬場敷設を求められていないのです。サンタアニタ競馬場が年内に人工馬場 を敷設できるかも疑問です」と述べた。

 2008年の開催を承諾するかどうかを尋ねられて、リーボー場長は次のように答えた。「それは獲得する開催日がどれくらいかによります。2007年の開 催日程は、人工馬場敷設後のゴールデンゲートフィールズ競馬場を中心にして作成されたので、ベイメドウズ競馬場にとって最悪のものでした。今度は妥当な結 論を得られるでしょう。難しい作業ではありますが、フェアな開催日が得られれば、レースを開催するつもりです」。

 北部カリフォルニア競馬の将来は、さらに混沌としてきた。5月中旬に環境保護団体のシエラ・クラブ(Sierra Club)ベイエリア支部とシチズンズ・フォー・イースト・ショア・パークス(Citizens for East Shore Parks)の2団体が、ゴールデンゲートフィールズ競馬場のタペタ・フッティングス(Tapeta Footings)社製人工馬場敷設計画に異議を申し立てたのだ。同競馬場の総支配人ロバート・ハートマン(Robert Hartman)氏は、「これらの団体はゴールデンゲートフィールズ競馬場の人工馬場敷設計画について徹底的な環境影響調査を実施するよう強く求めていま す。たとえアルバニー市が競馬場に協力的であっても、異議申立や訴訟提起があれば、敷設工事の完了は1年半ほど遅れることになります。今のところ、6月 12日に敷設工事を開始し、労働記念日( 9月3日)までには完了させる予定です。「幸いにも11月第1週まで開催はありません。完成は1ヵ月遅れるかもしれませんが、それでもなお開催までに工事 を終えることができるでしょう」と語った。

 ハートマン氏は、5月21日のアルバニー市議会の前に行われた情報会議において、敷設計画に対して圧倒的な支持が寄せられたことで勇気づけられたと述べ た。しかし同氏は、「反対派によって計画進行が阻止されるかもしれません。反対派はこの種のことが大変得意です」と語った。

 5月中旬に、ベイメドウズ競馬場以外で開催権取得を希望している数ヵ所の競馬場の代表が参加した会合が2日間開かれ、TOCのドゥルー・コウトー (Drew Couto)専務理事が議長を務めた。その後同専務理事は、「北部カリフォルニアの状況は依然として非常に流動的です。いくつかの予測にもとづいて、色々 なシナリオを作りました。その計画は全て、微調整が必要になるでしょう。関係者に競馬産業としての1つの方向性を持っていただきたいのです。しかし、今こ れを提示するのは時期尚早でしょう」と述べた。

 開催日の割り当ては今年の秋に検討されるだろう。

 

By Jack Shinar


[bloodhorse.com 2007年5月23日「Bay Meadows Could Race in 2008」]


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