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TOPページ > 海外競馬情報 > ワールドベストジョッキー賞設立で世界一の騎手が決定される(国際)【開催・運営】
海外競馬情報
2014年10月20日  - No.10 - 1

ワールドベストジョッキー賞設立で世界一の騎手が決定される(国際)【開催・運営】


 世界中の競馬ファンは長年、自身の国で最も有能な騎手を世界一の騎手として支持してきたが、今年はロンジン・ワールドベストジョッキー賞(Longines World’s Best Jockey Award)の設立により、“世界一の騎手は誰か?”という大論争が新たな展開を見せる。

 IFHA(国際競馬統轄機関連盟)、ロンジン社(Longines)および香港ジョッキークラブ(Hong Kong Jockey Club)は協力して、世界中のトップレースの結果をもとに、これまで主観的であった議論に対して実証的な答えを出すよう取り組んでいる。

 2013年12月1日から2014年11月30日までの競走成績のポイント表において、現時点(9月23日)でジョセフ・オブライエン(Joseph O’Brien)騎手とクリストフ・スミヨン(Christophe Soumillon)騎手がいずれも72ポイントを獲得してトップに立ち、ライアン・ムーア(Ryan Moore)騎手を2ポイント上回っている。

 58ポイントで4位のジェームズ・ドイル(James Doyle)騎手は上位3名に大差をつけられているが、この一覧表に入っている騎手の中で最多勝利を挙げている。最終的な優勝者は、12月12日に香港で行われる授賞セレモニーでこの賞を手にする。

 しかし、現在の上位三騎手の誰かが勝利を手にするとは言い切れない。対象競走は25レース残されており、英国とフランスで施行されるレースはそれぞれ2レースずつである(英国:チャンピオンS、クイーンエリザベス2世S。フランス:凱旋門賞、フォレ賞)。その他、9レースが米国、8レースがオーストラリア、4レースが日本で施行されるので、国際的な騎手が上位との差を縮めるチャンスは大いにある。

 対象競走100レースのうち、26レースはオーストラリア、20レースは米国で施行され、いずれも英国を上回っている。英国は17レースを施行し、10レース以上を施行するもう1つの国フランスは11レースである。

 ドイル騎手は9月22日にケンプトンパーク競馬場において、「素晴らしいアイデアだと思いますが、これについて何も聞いていませんでした。もっとよく知りたいと思いますが、競馬にちょっとしたスパイスを与えるものは良いことばかりでしょう」と語った。

 グレートブリティッシュレーシング社(Great British Racing)のロッド・ストリート(Rod Street)氏は次のように語った。「最高のスポーツマンに脚光を当てる取組みはどのようなものでも歓迎します。それに競馬ファンは、海外レースのテレビ放映が拡大していることで、世界中で活躍する騎手を何時でも目にすることができます」。

 「英国は競走馬と騎手のいずれにおいても、世界をリードしているので、英国人騎手5人がトップ10入りしていることに驚きはありません」。

 IFHAのルイ・ロマネ(Louis Romanet)会長は次のように語った。「世界を舞台とする騎手の偉業が国際的に認められるのは極めて的を射たことです。彼らは素晴らしいアスリートです。彼らの驚くべき鞭捌きと勇気は世界中で多くのファンを競馬に惹きつけています」。

 香港ジョッキークラブのCEOでIFHAの副会長であるウィンフリード・エンゲルブレヒト-ブレスケス(Winfried Engelbrecht-Bresges)氏は次のように付け加えた。「香港ジョッキークラブはロンジン社、IFHAとともに第1回ロンジン・ワールドベストジョッキー賞を主催することを嬉しく思っています。香港国際競走はこの新しい賞にふさわしい素晴らしいイベントです」。

 授賞セレモニーは香港で行われる予定である。この時期、香港では12月10日にロンジン・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ(ハッピーヴァレー競馬場)、12月14日に香港国際競走(シャティン競馬場)が開催されるが、世界のトップジョッキーが集まることで恩恵を受けるに違いない。
 

ロンジン・ワールドベストジョッキー賞(9月23日現在の獲得ポイント)
順位 騎手 1着 2着 3着 合計ポイント
1 クリストフ・スミヨン 3回 4回 3回 72
1 ジョセフ・オブライエン 3回 4回 3回 72
3 ライアン・ムーア 3回 3回 4回 70
4 ジェームズ・ドイル 4回 1回 1回 58
5 ザック・パートン
(Zac Purton)
3回 1回 1回 46
6 マイケル・ロッド
(Michael Rodd)
2回 3回 0回 42
6 トミー・ベリー
(Tommy Berry)
2回 1回 3回 42
6 ウィリアム・ビュイック
(William Buick)
1回 3回 3回 42
9 リチャード・ヒューズ
(Richard Hughes)
1回 4回 1回 40
10 ポール・ハナガン
(Paul Hanagan)
2回 1回 1回 32
10 ビクター・エスピノーザ
(Victor Espinoza)
2回 1回 1回 32
12 ダミアン・オリヴァー
(Damien Oliver)
1回 3回 0回 30
12 ジェームズ・マクドナルド
(James McDonald)
1回 3回 0回 30
12 ウェイン・ローダン
(Wayne Lordan)
2回 1回 0回 30
15 ジョアン・モレイラ
(Joao Moreira)
1回 2回 1回 28
15 アンドレア・アッゼニ
(Andrea Atzeni)
1回 1回 2回 26
15 ジョエル・ロザリオ
(Joel Rosario)
1回 1回 2回 26
15 フランキー・デットーリ
(Frankie Dettori)
1回 1回 2回 26
15 ナッシュ・ローウィラー
(Nash Rawiller)
1回 1回 2回 26
20 ダグラス・ホワイト
(Douglas Whyte)
2回 0回 0回 24

世界で最もレーティングの高いG1競走100レースの上位3着に入るとポイントを獲得できる。
(1着:12ポイント、2着:6ポイント、3着:4ポイント)

By Stuart Riley

[Racing Post 2014年9月23日「New award to find world’s best rider」]


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