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TOPページ > 海外競馬情報 > オハイオ州、繁殖牝馬数の急増を報告(アメリカ)【生産】
海外競馬情報
2013年02月20日  - No.2 - 2

オハイオ州、繁殖牝馬数の急増を報告(アメリカ)【生産】


 オハイオ州競馬委員会(Ohio State Racing Commission: OSRC)の統計によれば、オハイオ州のサラブレッドの繁殖牝馬数は2012年に前年比で53.9%増加した。

 オハイオ州サラブレッドレース基金(Ohio Thoroughbred Race Fund: OTRF)の増加は、スロットマシン収入の増加見込みから生じている。また、サラブレッド競馬ではクリーブランド近郊のシスルダウン競馬場が、おそらく2013年の第2四半期までに同州初のスロットマシンを運営することになるだろう。

 統計では2012年は過去2年(2010年63頭、2011年113頭)を大きく上回る174頭の繁殖牝馬の登録があった。オハイオ州の馬生産プログラムは近年、パリミューチュエル賭事売上げと賞金額の急激な減少により打撃を受けていた。

 また同州のサラブレッド種牡馬の頭数は、2011年の40頭から2012年50頭に増加した。

 米国トロッティング協会(United States Trotting Association)の情報を基にOSRCが提供した数字によれば、同州のスタンダードブレッド生産はより大きい増加を記録し、数年前に400頭であったスタンダードブレッドの繁殖牝馬は2012年に1,650頭となった。

 ここでも繁殖牝馬の増加は、スロットマシン収入と結びついている。今のところオハイオ州でスロットマシンを運営している唯一の競馬場は、繋駕競走を施行するサイオトダウンズ競馬場であり、2012年夏に同競馬場の賞金額は倍以上に増加した。

 オハイオ州は2012年、スタンダードブレッドの繁殖牝馬数がインディアナ州とペンシルヴァニア州に次いで北米において3位となった。

 OSRCのロバート・シュミッツ(Robert Schmitz)氏は1月10日、「競馬産業の関係者が各馬種のために馬種改善計画を見直し、オハイオ州を繁殖牝馬にとってより魅力的な場所とするための画期的アイデアを考え出すことを望んでいます」と語った。これは競馬を発展させる原動力となる。

 競馬産業は、カジノ収入全体から州に収められる33.5%のうち3%を得ている。州にある4つのカジノのうち3つが営業を行っており、第1四半期に競馬産業は177万ドル(約1億5,930万円)を受け取った。

 OTRFとオハイオ州スタンダードブレッド発展基金(Ohio Standardbred Development Fund)はそれぞれ、最初の支払いから33万7,000ドル(約3,033万円)を受け取っている。

 オハイオ州サラブレッド生産者・馬主協会(Ohio Thoroughbred Breeders and Owners)のティム・ハム(Tim Hamm)会長は、最近の本誌のインタービューにおいて、2013年OTRF計画は2012年と同様になるだろうと述べた。カジノ収入は予測される売上げ減少をカバーするだろう。

 しかしざっと200万ドル(約1億8,000万円)と見積もられる現在の計画の価値は、スロットマシン設置の完了時には800万〜1000万ドル(約7億2,000万〜9億円)に達すると予想される、とハム会長は述べた。

 ハム会長は賞金額について、シスルダウン競馬場の経営陣は4月19日の競馬開催開始時からの賞金増加を計画していると述べた。2013年の1日平均賞金額は、スロットマシンの運営が開始されていなかったとしても、2012年の約2倍の約9万ドル(約810万円)となるだろう。


OSRCの他の統計

― 州内におけるライブおよびサイマルキャストの馬券売上げは、2012年に前年比7.4%減の2億1,226万ドル(約191億340万円)となった。なお、全レースのサイマルキャスト発売が合法化された後、1990年代半ばから後半にかけて年間売上げは6億ドル(約540億円)を超えるピークに達していた。

 しかしサイオトダウンズ競馬場は、スロットマシン施設が6月1日にオープンしたことで、ライブ競馬の売上げにおいて、45%増の大幅な増加を記録した。
 

― 3競馬場における出走馬延べ約1万8,000頭のうち、競走中および調教中に予後不良となったのは38頭で約0.2%と、2011年の40頭からわずかに減少した。ブーラパーク競馬場リバーダウンズ競馬場およびシスルダウン競馬場はジョッキークラブの馬故障データベース(Equine Injury Database)にその統計を提出しているが、一般には公開していない。

 月ベースでは、リバーダウンズ競馬場とシスルダウン競馬場が競馬を開催した6月に7頭、ブーラパーク競馬場で競馬を開催した12月に6頭の予後不良が発生した。

 スタンダードブレッドの競走中および調教中の予後不良はわずかで、2012年の出走馬延べ3万3,000頭中わずか2頭であった。

By Tom LaMarra

[bloodhorse.com 2013年1月14日「Ohio Reports Jump in Registered Broodmares」]


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