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TOPページ > 海外競馬情報 > 政府は最高で8080万ポンドの賦課金収入を目指す(イギリス)【開催・運営】
海外競馬情報
2011年04月08日  - No.7 - 1

政府は最高で8080万ポンドの賦課金収入を目指す(イギリス)【開催・運営】


 英国政府は2月16日、賦課金収入を7,370万〜8,080万ポンド(約103億1,800万〜113億1,200万円)創出するため、ブックメーカーが支払う利益ベースの賦課金の水準を引き上げるとともに、賦課最低限度額を引き下げた。

 ジェレミー・ハント(Jeremy Hunt)文化・メディア・スポーツ大臣の第50回賦課金計画(2011-2012年度)に関する決定は、競馬賭事賦課公社(Levy Board: 賦課公社)の政府指名のメンバーが勧告した賦課金収入目標額と同じ結果となったが、その達成方法については別のやり方をとっている。

 賦課公社の政府指名メンバーが望んでいた案である、賦課金率の引下げ、賦課最低限度額制度の廃止および海外競馬にも賦課金を課すことの代わりに、ハント大臣は、10%の賦課金率を10.75%に引き上げること、ベッティングショップに対する賦課金の軽減基準となる賦課最低限度額の水準を8万8,740ポンド(約1,242万3,600円)から5万ポンド(約700万円)に引き下げることを発表した。

 そしてハント大臣は、賦課金は英国競馬を支えているものであるため、海外競馬を対象とした賭事については引き続き賦課金支払いを免除することとした。

 BHA(英国競馬統轄機構)のポール・ロイ(Paul Roy)会長は、賦課金率の引上げは“意義深い”と述べ、賦課金収入減少への歯止めに役立つだろうと語った。しかしブックメーカー委員会(Bookmakers’ Commission)は、賦課最低限度額の引下げはベッティングショップの閉店と雇用の減少をもたらすだろうと述べた。

 BHAもブックメーカー委員会も、政府から間もなく発表される賦課金制度の改革の実行を前向きに受けとめることを表明している。賦課公社のポール・リー(Paul Lee)会長は競馬界に対して、2011年度予算についてはいかなる変更も期待しないよう警告した。

 当初1億3,000万〜1億5,000万ポンド(約182億〜210億円)の賦課金収入を要求していた競馬界とブックメーカーが2010年10月に合意できず、ハント大臣に付託されることとなった3ヵ月半後に、この決定は発表された。

 2月16日の発表においてハント大臣は、この件に介入しなければならないのは頭痛の種であると再度表明し、競馬界と賭事業界がお互いに“敵対的でない関係”を保つよう促した。

 同大臣は、「重要な2つの業界が分別のある形で商業協定を締結できなかったことに非常にがっかりしています」と述べた。

 そして次のように続けた。「私は、賦課公社の独立メンバーからのアドバイスを聞き公平性に努めました。将来率直な商業交渉が行われ、大臣の手を煩わさないですむようになるまでは、引き続き彼らのアドバイスに導かれることになるでしょう」。

「私は、賦課公社の政府指名メンバーと双方の業界が意見を提出してくれたことに感謝しています。私は現在賦課公社に対して、緊急案件として賦課金運営の詳細な計画をまとめるよう依頼しています」。

 賦課公社の3人の政府指名メンバーであるポール・リー氏、ペニー・ボーイズ(Penny Boys)氏そしてポール・ダーリン(Paul Darling)氏はハント大臣に対し、賦課の最低限度額、海外競馬への賦課金および賦課金率に基づく多様な方法を用いて目標賦課収入の7,500万〜8,000万ポンド(約105億〜112億円)を達成する4つの選択肢を提示していたが、そのいずれも最終的には採用されなかった。

 賦課公社のリー会長は、ハント大臣は賦課公社の政府指名メンバーが示した選択肢の背後にある論理的根拠を用いて決定を行ったと語った。

 そして次のように述べた。「私たちが提案で展開した論理的根拠が、大臣から評価され支持されたことを嬉しく思っています。この決定は、第49回賦課金計画で見積もられていた収入からの大幅な増加を示しており、現状では公正で理に適ったことであると考えています」。

「政府は以前、将来的に決定プロセスに関わる意思はないと発表していましたが、本日の発表により、賦課公社がリーダー的役割を演じながら長期的議論を行っていく基礎が提供されました」。

「今回の決定は政府の立場について非常にはっきりとしたメッセージを送っており、すべての関係団体は大臣が述べたことを注意深く熟考したいと考えています」。

「賦課公社は3月の会合において賦課金計画の影響を検討するでしょうが、合意されている2011年度予算への変更はあり得ないでしょう。また第49回賦課金計画の確定実績は2011年6月まで明らかにはならないでしょう」。
  

第50回(2011-12年度)賦課金計画の要点

>>  免許を取得した賭事業者(Licensed Betting Offices: LBOs)およびベッティング・エクスチェンジを含む電話・インターネット賭事に対する賦課金率は、10%から10.75%に引き上げられる。

>>  LBOsに対する賦課金の賦課最低限度額は、5万ポンド(約700万円)に引き下げられる。

>>  賦課金は、引き続き英国競馬を対象とした賭事から創出される利益に対してのみ課される。

>>  競馬場内で店舗を構えるブックメーカーの一律手数料は、小売物価指数(RPI)に合わせて引き上げられ210ポンド(約2万9,400円)となる。ポイントトゥポイント競走や繋駕競走において単独で店舗を出しているブックメーカーへの一律手数料は、RPIに合わせて166ポンド(約2万3,240円)に引き上げられる。

>>  LBOs、電話およびインターネット賭事業者に前もって課される賦課金額は、引き続き前年の賦課金計画下での負担に基づいて計算され7.5%引き上げられる。 

  By Jon Lees
(1ポンド=約140円)

[Racing Post 2011年2月17日「Government sets levy at a maximum of £80.8m」]


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