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TOPページ > 海外競馬情報 > ブリーダーズカップ、BCクラシックに軸足を置くマーケティングを展開(アメリカ)【開催・運営】
海外競馬情報
2011年09月09日  - No.17 - 3

ブリーダーズカップ、BCクラシックに軸足を置くマーケティングを展開(アメリカ)【開催・運営】


 ブリーダーズカップの関係者たちは競馬への関心を高めるために、高額の賞金を誇るBCクラシック(G1)を活用しようとしている。その一つとして、競馬ファンは、同レースのチャレンジレースを対象にして合計25万ドル(約2,250万円)の賞金が提供される無料のバーチャルオーナーゲームに参加できることになるだろう。

 競馬ファンたちは、賞金額目当てにこのゲームに参加するだけではなく、ブリーダーズカップ協会(Breeders’ Cup Ltd.: BCL)がこの夏に競馬のテレビ中継を拡大することを発表したことから、BCクラシックのチャレンジレースのほとんどを全国ネットのテレビで楽しむことができる。

 BCLの新会長であるトム・ルット(Tom Ludt)氏は、スター牝馬のゼニヤッタ(Zenyatta)がこの2年間でBCクラシックへの関心を高めるのに貢献したと述べた。年度代表馬に選ばれ3度最優秀牝馬に輝いたゼニヤッタは引退したが、ルット会長は多くの人々が人気分野であると考えるこのバーチャルゲームにおいてファンの関心を高めることが狙いであると語った。

 そして次のように続けた。「BCクラシックを重点的に取り組むこの企画は、私たちの戦略的計画の産物であり、ゼニヤッタが2010年のブリーダーズカップの際にしたように大衆の関心を再び集める試みでもあります。私たちはライトファンに幅広くBCクラシックの販売促進を行い、現在から11月にかけて主要な出走予定馬をフォローアップする手段を提供したいと思っています」。

 このゲームにおいて、チャレンジレース6レースをそれぞれの開催競馬場で観戦しているファンは、そのレースの勝馬の仮想の一口馬主として登録することができる。もしその馬がBCクラシックを優勝すれば、参加した人々は25万ドル(約2,250万円)の大金を分け合うことができる。このシリーズは7月9日のハリウッドゴールドカップ(G1)から開始される。

 チャレンジレースに重点を置いたこのバーチャルゲームとテレビ放映に加え、BCLはウェブサイトも立ち上げ、ソーシャルメディアのキャンペーンを開始し、とりわけ国際レベルで“米国一賞金の高いレース”としてBCクラシックのブランド確立を推し進める。
 

107頭がブリーダーズカップのオープン登録制度を利用

 近頃実施されたブリーダーズカップへの出走権を付与するオープン登録制度は107頭を惹きつけ、その中には海外を拠点とする一流競走馬が含まれており、登録料は103万8,000ドル(約9,342万円)に上った。

 オープン登録された海外の一流馬の中には、アイルランドの高レーティングのケープブランコ(Cape Blanco 愛国産)、そしてコックスプレート(G1)を2勝したソーユーシンク(So You Think)がいる。そして他には、アルゼンチンのスターG1馬ミスマッチ(Miss Match アルゼンチン産)や、南カリフォルニアを拠点とするG1馬ドバウィハイツ(Dubawi Heights 英国産)がいる。

 ブリーダーズカップの登録種牡馬以外の産駒で産駒登録をしていない馬に対しても、手数料は1歳馬に対しては3,000ドル(約27万円)(20頭が登録)、2歳馬に対しては6,000ドル(約54万円)(63頭が登録)、3歳以上に対しては2万5,000ドル(約225万円)(24頭が登録)で門戸が開かれている。この1回限りのオープン登録の期間が終了すれば、その後の登録料は10万ドル(約900万円)から20万ドル(約1,800万円)に跳ね上がる。

 BCL競走・登録委員会のクレム・マーフィー(Clem Murphy)委員長は2010年9月、BCLの目標の1つは海外からの出走馬を増やすことであると語っていた。

 BCLの競馬・登録委員会の上席副委員長であるドラ・デルガド(Dora Delgado)氏は、「私たちはこのオープン登録制度に世界中の馬主や生産者から反応があったことを非常に喜んでいます。彼らは自身の馬を非常に魅力的な値段で登録することのできるこの特別なプログラムを利用することができました」と語った。

 新たに登録された馬は他の登録馬と同じ恩恵を受けることができ、その中には、2011年にBCLが勝馬の出走登録料および遠征費を負担する“勝てば参加できる”条件のBCチャレンジレースへの出走資格を得ることができる特典が含まれる。

 これまでに北米以外の17ヵ国の種牡馬390頭が、自身の産駒すべてが自動的に出走権を得ることができる国際登録プログラムを通じて、ブリーダーズカップに登録されている。このプログラムでは年間登録料として、北半球の種牡馬オーナーは種付料の50%を、南半球の種牡馬オーナーは種付料の25%を支払った。 

 

BCクラシックのチャレンジレース
施行日 レース名 中継TV局 中継時間
7月 9日 ハリウッドゴールドカップH(G1) ESPN 完全中継
7月31日 ハスケル招待S(G1) ABC 午後5時〜6時
8月6日 ホイットニーH(G1) Versus 午後5時〜6時
8月28日 パシフィッククラシックS(G1) ESPN3 未定
10月1日 ジョッキークラブゴールドカップS(G1) ESPNクラシック 午後4時〜7時
10月1日 グッドウッドS ESPNクラシック 午後4時〜7時 


 By Frank Angst
(1ドル=約90円)

(関連記事)海外競馬情報2010年No.19「ブリーダーズカップ、登録プログラムを大幅変更(アメリカ)」

[Thoroughbred Times 2011年7月16日「Breeders’ Cup emphasizes Classic in new-fan marketing」]
 


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