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TOPページ > 海外競馬情報 > 海外賭事業者、英国での賭事提供に免許取得が義務付けられる(イギリス)【開催・運営】
海外競馬情報
2011年08月26日  - No.16 - 2

海外賭事業者、英国での賭事提供に免許取得が義務付けられる(イギリス)【開催・運営】


 政府が7月14日に発表する予定の新しい法律が発効すれば、インターネット賭事業者は、英国に居住する顧客に賭事を提供するためには、賭事委員会(Gambling Commission)から賭事運営免許を取得しなければならなくなる。

 7月13日夜、競馬と賭事を担当するジョン・ペンローズ(John Penrose)大臣が下院における延会討論の最後に明らかにした決定は、現行政策からの大きな変更を意味する。

 欧州経済地域、ジブラルタルそして合法とされている国々を拠点とするインターネット賭事業者は現在、英国において広告宣伝を行うことができ、賭事運営免許の取得を義務付けられていない。

 ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏傘下のニューズオブザワールド誌の盗聴問題に関する討議が終わって急に閑散となった議場に向けて、ペンローズ大臣は次のように演説した。「私たちは、論理的かつ商業的な理由で多くの賭事業者を海外移転させている現行制度から、消費サイドの観点に基づいた制度へ移行させることを計画しています」。

「英国に居住している賭事客に種類を問わず賭事サービスを提供しようと欲する賭事業者は、世界のどこを拠点としていようとも賭事委員会の免許を取得しなければならなくなります」。

 7月14日の発表により、2010年1月に労働党内閣の下で文化・メディア・スポーツ省の発表で開始された調査は、正式に終止符が打たれることになる。

 しかし、これを実行に導く次の段階も長期化する可能性がある。

 有利な税制を梃子にインターネット賭事業を英国に移転させることを検討しているブックメーカーと、賭事産業からの資金提供の増加を期待している英国競馬の関係団体は、その日の議会の延会討論が中断される前にペンローズ大臣が発表した内容よりも幅広い観点に焦点を合わせている。

 今日の議論は、ニューマーケットを含むウエストサフォーク選出の保守党国会議員であるマシュー・ハンコック(Matthew Hancock)下院議員によって、“海外賭事と競馬賭事賦課金”という表題の下で行われた。

 ペンローズ大臣は、この政策は単に競馬賭事というよりもずっと広範囲に及ぶものとなるだろうと指摘した一方、最初の段階は消費者保護に焦点が当てられることも強調した。

 そして次のように語った。「現在のところ、もし賭事客が賭事委員会によって管理されている英国拠点の会社が提供するインターネット賭事サービスを通じて賭事を行っているのであれば、適切で信頼できる会社を通じて賭事を行っており、完全に法律の範囲内で保護されていると確信できます」。

「しかし、海外拠点の賭事提供会社を通じて賭事を行っているのであれば、その会社が信頼できる管轄区によって規制されているかもしれませんが、そうではないかもしれません。そして、これらのウェブサイトがどこを拠点にしているかを知ることは非常に難しいです」。

「ほとんど消費者保護をしていないトリポリの郊外を拠点とするアーサー・デーリー(Arthur Daley 訳注:テレビドラマの主人公。狡猾な闇屋)のような企業と賭事取引をしていたことに、結果として気が付くことになるかもしれません」。

 ペンローズ大臣は次のように付言した。「海外インターネット賭事業者への免許取得の義務付けにより、消費者保護以外の恩恵ももたらされます。すなわち、疑わしい賭事パターンの周辺情報がより簡単に捕捉でき、関係当局に照会することができるようになるので、規制に関する条件を平等にし、賭事システムの保全に対処する能力を高めるのに役立ちます」。

 ハンコック議員が、新しい規制はどのくらいの効果をもたらし、また賦課金制度にどのような影響を与えるのかを尋ねたときに、ペンローズ大臣は主な論点である消費者保護を繰り返すとともに、検討されている賦課金制度の改革は別問題であるが付随する問題であると述べた。

 しかしペンローズ大臣は、インターネット賭事業者に新しい措置を講じることによって、政府の立法を要求する事前協議文書に含まれている“賦課金制度の転換に取り組む手段”が見つかることにもなるだろうと認めた。

 賦課金制度の協議において、ペンローズ大臣は今年ベットフェア社(Betfair)が任意の資金提供を行ったことを歓迎し、賭事産業と競馬界に対して公平になろうとするがために我々がいかに無駄な努力をする可能性があるかについて、いくつかの新しい考え方が取り入れられたと述べた。

 かねてからハンコック議員は、「賦課金に代わる制度は、商業契約、競馬賭事を提供する権利の販売に基づくべきです。さもなければ、競馬界は競馬興行を行っても何も得られないことになり、賭事産業は代金を支払わずに競馬関連情報を利用することになります」と強く求めていた。

By Howard Wright

[Racing Post 2011年7月14日「Offshore operators will require licence to take UK bets」]


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