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TOPページ > 海外競馬情報 > フランスギャロ、平地競走を改編(フランス)【開催・運営】
海外競馬情報
2010年03月26日  - No.6 - 2

フランスギャロ、平地競走を改編(フランス)【開催・運営】


 2月23日フランスギャロ(France Galop)の技術担当理事フランソワ・ブラール(François Boulard)氏とパトリック・サバロ(Patrick Sabarots)氏は、2010年の平地競馬番組について記者会見を開いた。大反響を呼ぶような内容はなかったが、多くの具体的な変更が明らかになっ た。


6つのG1競走の賞金引き上げ

 主な新機軸は、重賞競走に関係する事柄である。2009年までリステッド競走として施行されていたジュベル賞(メゾンラフィット競馬場 3歳牡馬  1400 m)は、同じ条件で牝馬限定のアンプリューダンス賞が2009年に昇格したのと同様にG3競走に昇格する。また、2000ギニー、1000ギニー、オペラ 賞、ヴェルメイユ賞、ロートシルト賞およびムーラン・ド・ロンシャン賞の6つのG1競走がそれぞれ5万ユーロ(約650万円)の賞金が上乗せされる。ブ ラール氏は、「これらのG1競走はその威厳と高いレーティングを考慮して、エドゥアール・ド・ロートシルト(Edouard de Rothschild)会長が選びました。この措置は優れた競走にはより良く報いるという発想からもたらされました」と明らかにした。この賞金の引き上げ に資金を提供しそれを存続させるために、フランスギャロは3年間上がり続けている重賞競走の“プール”(重賞競走やリステッド競走への出馬投票時になされ る馬主の出走解約で生じる違約金)を当てにする可能性がある。リステッド競走においては、カブール賞(G3)へと続くシックスパーフェクションズ賞が新設 されたことから、ドーヴィルで施行されていたユドリー賞が姿を消す。


古馬対象競走のA、B、D、E、Gのクラス分け

 15年ほど前から2歳および3歳馬対象レースになされていたように、古馬対象レースがアルファベットのA、B、D、E、Gにクラス分けされるだろう。こ の措置による影響はとりわけ、2009年の出走馬のうち11%まで出走が増えていた外国からの遠征馬にもたらされるだろう。彼らはフランス国外で賞金を得 ているために、余分の負担重量を課されるだろう(獲得賞金1万ユーロ以上の競走はクラスBに相当し、クラスDよりも劣る)。


賞金額1%増加

 2009年末に2010年上半期の賞金額を1%引き上げることが承認された。下半期の扱いは2010年上半期の最後に決定されるだろうが、ブラール氏によれば「現在の経済情勢を鑑みると引き上げるかどうか定かではない」。

 この思いがけない授かり物により、今まで7レースしか施行してこなかった開催日に第8レースを新設することができるようになる。これは主に人気のある下級条件のレースに充てられる。


見直された語彙

 より些末な点では、ブラール氏はインターネット賭事市場開放から最初に受けるであろう影響を強調した。またフランスギャロは、一部の語彙を修正しなけれ ばならない。例えば、“PMU(フランス場外馬券発売公社)が馬券を発売する競走(course PMU)”とは言わずに、“国営賭事競走(course nationale)”とし、PMH(場外馬券発売公社)という単語はそのまま使われるだろう。上院である元老院の法案において“エキゾチック馬券”とさ れた3連勝式、4連勝式、5連勝式、ミュルティ馬券(multi)はより単純に“イベント馬券”とされる。このように、競馬の変革はなされる。


カーニュ・シュル・メール競馬場のファイバーサンド馬場敷設は論外

 ブラール氏は、サロン・ド・プロヴァンス競馬場に生じた2月中旬の開催中止およびカーニュ競馬場の馬場変更(芝→ファイバーサンド)についての提案を受 けて、明確に答えようと努めた。「雨量統計によれば、フランス南西部は2年連続して例外的に降水量の多い冬を過ごしました。ここは慎重に対応し、重馬場で 適性を示す馬を無視してファイバーサンド馬場がすべての解決策であると考えるべきではありません。私はとりわけ競馬団体の合意を得てからの改革を望みま す。たとえば、2月にマルセイユのヴィヴォー競馬場のファイバーサンド馬場で、4月にサロン・ド・プロヴァンス競馬場の芝馬場で競走を施行することに対し ては、より賢明になるべきだと考えます。カーニュ競馬場については、第4コーナーに差し掛かる部分の水はけのために整備を行う必要があります。同競馬場す べてをファイバーサンド馬場にする案には、現実味がありません。私の見解では、もう少し若馬の芝レースを減らし、古馬の芝レースを増やすように方向づける ようにしなければならないと思います」。

 

By Francis Fougeray

 


[Paris Turf 2010年2月24日「France Galop fait quelques ajustments」]


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