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TOPページ > 海外競馬情報 > 2010年の新種牡馬の種付料、44%下落(アメリカ)【生産】
海外競馬情報
2010年02月12日  - No.3 - 2

2010年の新種牡馬の種付料、44%下落(アメリカ)【生産】


 新種牡馬の中からビッグチャンスをつかむことを望んでいる繁殖牝馬所有の馬主たちにとって、2010年は2009年よりもずっと選択肢の幅が狭くはなるが、未知の可能性に賭けてみることはずっと格安になるだろう。

 2010年に公示の種付料が1000ドル(約10万円)以上で繁殖入りした新種牡馬は、2008年の119頭、2009年の101頭に対して、たった 72頭しかいなかった。初産駒が2013年にデビューする2010年の新種牡馬は、平均種付料が4229ドル(約42万2900円)で供用されることにな り、これは2009年の平均種付料7594ドル(約75万9400円)を44.3%下回る。この2010年の平均種付料には、プライベート種付価格や公示 が1000ドル(約10万円)以下の価格を付けられた23頭の種牡馬は含まれていない。

 2009年のケンタッキーの新種牡馬名簿は、34頭の新種牡馬によって充実していたが、2010年はわずか17頭である[もしアインシュタイン (Einstein ブラジル産)が種牡馬入りすれば18頭]。この新種牡馬名簿には、2年連続の年度代表馬カーリン[Curlin 父:2008年リー ディングサイヤーの一流種牡馬スマートストライク(Smart Strike)]の公示種付料7万5000ドル(約750万円)が含まれていた。2008年最優秀3歳牡馬ビッグブラウン(Big Brown)とG1を数回制したヘンリーザナビゲーター(Henrythenavigator)は、いずれも6万5000ドル(約650万円)の種付料が 公示され、2007年最優秀2歳牡馬ウォーパス(War Pass)は種付料3万ドル(約300万円)で供用された。

 上記4頭の2009年の一流新種牡馬は、2010年のどの一流新種牡馬よりも種付料が高い。

 2010年は、ザヤットステーブル(Zayat Stables)の2頭のG1複数優勝馬が種付料の水準を引っ張っている。ゼンセイショナル[Zensational 父:アンブライドルズソング (Unbridled’s Song)]は、レキシントンにあるジョン・G・シクラ(John G. Sikura)氏のヒルンデール牧場(Hill ‘n’ Dale Farms)において新種牡馬としては最高額の種付料2万5000ドル(約250万円)で種牡馬生活を始める。またパイオニアオブザナイル [Pioneer of the Nile 父:エンパイアメイカー(Empire Maker)]はレキシントンにあるトム・サイモン(Tom Simon)博士のヴァイナリー牧場(Vinery)において種付料1万5000ドル(約150万円)で種牡馬生活を始める。ヴァイナリー牧場は、複数 G1優勝馬コディアックカウボーイ[Kodiak Kowboy父:最優秀新種牡馬ポッセ(Posse)]も迎え、同馬の種付料は1万5000ドル(約150万円)となる。

 レキシントンのダービーダン牧場(Darby Dan Farm)は、新種牡馬テイルオブエカティ[Tale of Ekati 父:テイルオブザキャット(Tale of the Cat)]を種付料1万5000ドル(約150万円)で供用する。また、カーネルジョン[Colonel John 父:ティズナウ(Tiznow)]はケンタッキー州ヴァーサイルスのウィンスター牧場(WinStar Farm)で同じ1万5000ドル(約150万円)で種牡馬としての初シーズンを始める。

 ゼンセイショナルは2010年、新たにケンタッキーに種牡馬入りする3頭のアンブライドルズソング産駒のうちの1頭である。同じくアンブライドルズソン グ産駒のブレイジングソング(Blazing Song)はケンタッキー州ベレアのミッドライフクライシスサラブレッズ牧場(Mid Life Crisis Thoroughbreds)において、プライベート種付料で同牧場の運営の一助となるだろう。オールドファッションド(Old Fashioned)は自身の父馬アンブライドルズソングと一緒にニコラスビルにテイラー一族が所有するテイラーメイドスタリオンズ(Taylor Made Stallions)に繋養されるだろう。

 G1勝馬のボボマン[Boboman父:国際的な優良種牡馬キングマンボ(Kingmanbo)]がレキシントンのウォルマック牧場(Walmac Farm)に種付料5000ドル(約50万円)で種牡馬入りし、ザウェイユーアー(Thewayyouare)がヴァーサイルスにあるクールモア牧場 (Coolmore)所有のアシュフォードスタッド(Ashford Stud)に種牡馬入りしたことで、ブルーグラス(=ケンタッキー)に新たな血統をもたらし、存在感を現している。

 ケンタッキー州以外で種付料が高額である馬は、もう1頭のアンブライドルズソング産駒であるヌーンマーク(Noonmark)である。同馬はニューヨー ク州オティスビルのシークウェル牧場(Sequel Stallions)において種付料6000ドル(約60万円)で供用される。

 フロリダ州に繋養される新種牡馬の最高種付料は、ローウェルのゲッタウェイ牧場(Get Away Farm)に繋養されるトゥーステップサルサ(Two Step Salsa)の5000ドル(約50万円)である。この価格は、ペンシルヴァニア州とカリフォルニア州の新種牡馬の最高種付料と同額である。すなわち、ペ ンシルヴェニア州ハリスバーグのペンリッジ牧場(Penn Ridge Farms)ではモンバ(Monba)が同じ5000ドル(約50万円)で種牡馬初シーズンを迎え、カリフォルニア州ビュールトンのリバーエッジ牧場 (River Edge Farm)ではディクシーチャッター(Dixie Chatter)が5000ドル(約50万円)の種付料で繋養される。

By Ed Derosa
(1ドル=約100円)

[Thoroughbred Times 2010年1月9日「Average fee of new stallions plummets 44%」]


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