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TOPページ > 海外競馬情報 > 国立種馬場と国立馬術学校が統合(フランス)【その他】
海外競馬情報
2009年11月27日  - No.23 - 3

国立種馬場と国立馬術学校が統合(フランス)【その他】


 2008年6月、公共政策現代化会議(Conseil de modernisation des politiques publiques)は、名高い2つの組織である国立種馬場(Haras Nationaux)と国立馬術学校(Ecole Nationale d'Equitation)を、2010年1月を目途に統合させることを決定した。この統合作業の指揮は、農務省のニコル・ブラン(Nicole Blanc)参事官および青年スポーツ省のジャック・プリモー(Jacques Primault)参事官に託された。2009年夏、監督を担当している省庁の大臣たちと大統領の目には遅れを取っているように見えた統合作業を加速させ るために、ニコル・ブラン氏は強い決意で国立種馬場の場長に就任した。それに伴いブラン氏は、いっそう効果的な計画を実施する責務を負っているが、このこ とはとりわけ国立種馬場の労働組合の反発を高めた。


予想される構図:異なる2つの組織の設立

 国立種馬場は現在のところ、19の施設と117の技術センターに976人相当(ETP換算:年間労働時間1600時間以上の正規職員換算)の職員を雇用している。一方ソミュールの国立馬術学校は、合計300へクタールの土地に160人の職員を雇用している。

 統合計画は、以下のような国立種馬場のいくつかの歴史ある職務を続行するために、現在両組織に属している職員のうち約590人をフランス馬・馬術研究所 (Institut Francais du Cheval et de l’Equitation)に組み入れることが予想される。

 

  • 国内ウマ科資料の管理
  • 馬種の配合に対する技術支援
  • 危機に瀕した馬種(現在のところ非サラブレッドとアングロアラブ種)の種付
  • 馬術発展のための支援
  • 研究
  • 有形および“無形”の文化遺産の評価と有効活用
  • 専門知識の文書化と配信

一方、フランス馬・馬術研究所は新たに次のような職務を請け負うだろう

 

  • 衛生監視の支援
  • 他の公的機関に有益となる技術提携
    [憲兵隊、軍事スポーツ馬術センター(Centre d’Equitation Sportive Militaire)など]
  • 技術研修の提供

全貌が明らかになっていない公益団体

 その一方で、民間企業との競争に耐えるものにするため、3年〜5年の期間を予定して公益団体が設立されるだろう。この職務は主としては種付、識別作業、 コンサルタント業の3領域を扱うことになるだろう。2つの組織からの職員は、この公益団体に“本人の希望に基づいて”赴任するだろう。

 現在、種馬は900頭であり、2013年を目途にこの数は400頭に減らされるだろう。また、現在250人〜300人がこの活動に関わっており、この数は半分に減らされなければならない。識別部門は50人ほどにまとめられるだろう。

 人事に関する主だった懸念は、雇用レベルである。8施設の閉鎖が計画されており、そこで働いていた人員が残存する施設に異動となるだけではなく、いくつ かの職務の統合により徹底的な人員削減がなされるのではないかと危ぶまれている。それまでに、各組織の労働組合は“完全な職務が行われていた2つの組織の 解体”を告発するだろう。

 

By Francois Hallope


[Paris Turf 2009年11月1日「L’Institut Francais du Chaval et de l’Equitation en gestation」]


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