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TOPページ > 海外競馬情報 > ブリーダーズカップに3競走が追加される(アメリカ)【開催・運営】
海外競馬情報
2007年02月23日  - No.4 - 2

ブリーダーズカップに3競走が追加される(アメリカ)【開催・運営】


 今年のブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップス(Breeders’ Cup World Championships: BCWC)は、モンマスパーク(Monmouth Park)競馬場で初めて施行され、今回から装いを新たにすることになった。具体的には、それぞれ賞金総額100万ドル(約1億2,000万円)の競走を3つ追加し、開催も2日間に拡大することであり、これは馬主と生産者の要望に応え、かつ競馬ファンの関心を引くのが狙いだ。

 2006年に賞金が増額された結果、BCWCの8競走の賞金総額は、1,400万ドル(約16億8,000万円)から2,000万ドル(約24億円)に引き上げられた。2007年は、11競走に対して総額2,300万ドル(約27億6,000万円)の賞金を交付することが、ブリーダーズカップ社(Breeders’ Cup Ltd.: BCL)の役員会で1月5日に承認された。

 新たに創設された競走は、ブリーダーズカップ・ダート・マイル(3歳以上)、フィリー&メア・スプリント(3歳以上牝馬)およびジュヴェナイル・ターフ(2歳1マイル)である。

 サラブレッド馬主・生産者協会(Thoroughbred Owners and Breeders Association)の渉外・開発担当理事アンディー・シュヴァイガルト(Andy Schweigardt)氏は、アメリカ・グレード競走委員会(American Graded Stakes Committee)が、新設された賞金総額100万ドルの3競走をGI競走に格付けするかどうかを決めるためにテレビ電話会議が必要であろうと述べた。 ブリーダーズカップ競走が1984年に創設されたとき、全7競走は直ちにGI競走の地位を与えられた。

 今年のモンマスパーク競馬場の開催では、馬場の形状に制約されてダートマイルは1マイル70ヤードで、またフィリー&メア・スプリントは6ハロンで行われる。将来これらの競走の距離は、それぞれ1マイルおよび7ハロンになる。

 新しい番組は、ニュージャージー州競馬委員会(New Jersey Racing Commission)およびモンマスパーク競馬場を運営するニュージャージー州スポーツ・博覧会委員会(New Jersey Sports and Exposition Authority: NJSEA)の承認を受ける必要がある。新たな3つのステークス競走は10月26日(金曜日)に施行され、既存の8競走は、10月27日(土曜日)に開催される。

 10月26日の番組にはブリーダーズカップ3競走の他に、それぞれ賞金総額25万ドル(約2,875万円)の3つのBCL基金競走(訳注:BCLが賞金を補助する競走)が含まれている。これらの競走は、3歳牝馬競走(11/16マイル)、2歳牝馬競走(芝1マイル)および2歳馬競走(6ハロン)である。同日の全競走の合計賞金額は400万ドル(約4億8,000万円)であり、このカードは翌日のブリーダーズカップ・ディに続いて北米で合計賞金額が2番目に多い開催日となる。

 BCLのビル・ファリッシュ(Bill Farish)会長は、「本日行われた発表は、昨年発表された方針の変更と合わせて、ブリーダーズカップ競走にかつてない発展のための枠組みを与えるものです。ブリーダーズカップ史上最多のレースが行われ、最高額の賞金が支払われ、そして最多の馬が出馬登録されます。すべては、世界中から最高の馬をBCWCに呼び寄せることが目的です」と語った。

 昨年は賞金額が増加されたほか、馬の年齢に関する新たな出馬登録ルールが実施された。今年はすでに発表されているように、ブリーダーズカップ・チャレンジ(Breeders’ Cup Challenge: BCC)が、6競馬場で行われる24の指定ステークス競走の勝ち馬に対して、BCWCの出走資格を自動的に与えることになっている。いわゆる「勝てば参加できる(Win and You’re In)」という方式だ。BCCはまた、パートナーのESPN(スポーツ番組専門ケーブルテレビ局。2006年からブリーダーズカップ競走のテレビ放映)から前例のないプロモーション協力を得ている。

 少なくとも、10月26日のチャンピオンシップ競走は、ESPNで放映される。BCLの行事運営担当副社長ダモン・セアー(Damon Thayer)氏は、テレビ放映に関する詳細はESPNと煮詰めているところであると述べた。

 BCLの社長グレッグ・アヴィオリ(Greg Avioli)氏は、「これらの革新のすべて−賞金額の増加、競走の新設およびBCC−は、ブリーダーズカップ競走を優れたグローバル競馬ブランドに高めることを目的としています。今日のマーケットは、変化、革新そして好機をとらえる意欲を要求しています。BCLの役員会は、このような考え方によって、ブリーダーズカップ競走を次のレベルに引き上げるように、我々に権限と自由を委ねました」と述べた。

 セアー氏は、BCLの担当者が特別な番組が組まれた10月26日開催の入場券発売についてその詳細を検討中であると述べた。同氏は、「2日間の共通入場券を発売する可能性があります」と述べている。ファンが10月26日だけ入場できるかどうかを尋ねられた際、同氏は「そこまではまだ考えていません」と答えた。

 NJSEAの競馬担当上席副理事長デニス・ダウド(Dennis Dowd)氏は、「我々は、2日間のブリーダーズカップ競走の最初の主催競馬場となることに感激しています。モンマスパーク競馬場の改良工事に3,000万ドル(約36億円)超の支出をしてきました。近いうちに必要な承認を得ることができるものと期待しています」と述べている。

(1ドル=約120円)
By Tom LaMarra

〔The Blood-Horse 2007年1月13日「Breeders’ Cup Championships to Expand by Threes events」〕


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