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TOPページ > 海外競馬情報 > 牛・羊用駆虫剤で薬物検査不合格(イギリス)【獣医・診療】
海外競馬情報
2007年09月21日  - No.18 - 6

牛・羊用駆虫剤で薬物検査不合格(イギリス)【獣医・診療】


 英国競馬統括機構(British Horseracing Authority:BHA)は8月22日、馬用の駆虫剤は競馬薬物規定に違反しないが、今春駆虫剤で薬物検査に不合格となったピーター・ボーウェン(Peter Bowen)調教師が管理する勝馬3頭については、牛・羊用の駆虫剤を使用しており同規定に違反していると認定した。

 これにより、4月エアー競馬場のフューチャーチャンピオン障害競走(G2)におけるイエスサー(Yes Sir)の優勝が剥奪された。

 他の2頭の失格は、同開催における障害ハンデキャップ競走の勝馬オールウェイズウェイニング(Always Waining)と、その8日後にラドロウ競馬場で勝利をおさめたリップアロングラド(Ripalong Lad)である。

 3頭から採取されたサンプルから、禁止薬物であるテトラゾール(tetramisole)が検出されたが、ボーウェン調教師の悲劇はそれにとどまらなかった。11日後、5月1日にセッジフィールド競馬場での障害競走において勝利をおさめたコンタクトダンサー(Contact Dancer)が、同調教師の厩舎で4頭目の薬物検査不合格となったからだ。

 しかし、同馬から検出された薬物は、子供における注意力欠如障害とか多動性障害の治療薬ペモリン(pemoline:商品名Cylert)であった。

 ボーウェン調教師はBHAの懲罰審問により、4万5,000ポンド(約1,080万円)以上の賞金の没収に加えて過怠金を科せられるおそれがある。

 ボーウェン調教師は、獣医師から駆虫剤の使用は適正であると3度も聞いたと主張し、獣医師に損害賠償を請求すると語った。

 レーシングポスト紙の8月20日付の記事によれば、ボーウェン調教師の案件は駆虫剤に関するものであり、ほかにも多くの調教師がこの取扱いについて獣医師に意見を求めていたとのことである。

 しかしBHAのポール・ストラサーズ(Paul Struthers)広報担当は、ただちに懸念を払拭した。

 同氏は8月22日、「競馬薬物規定では馬用と認定されている駆虫剤は禁止薬物ではないことを改めて確認いたします。テトラゾールは馬用としては認定されておらず、牛・羊用として認定されています」と述べた。

 今年上半期に薬物違反となった他の2つのケースは、5月2日のウルヴァーハンプトン競馬場で勝利したジョン・ヒルズ調教師の管理馬ルモネット(Lemonette)、5月11日にウォーウィック競馬場の障害競走で2着となったカレン・ウォルドロン(Karen Waldron)調教師の管理馬ミルトンデビエフ(Milton des Bieffes)である。

By Graham Green
(1ポンド=約240円)

[Racing Post 2007年8月23日「More misery for Bowen as Contact Dancer fails dope test」]


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