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TOPページ > 海外競馬情報 > 税制の変更を求める提言(アメリカ)【開催・運営】
海外競馬情報
2007年06月08日  - No.11 - 3

税制の変更を求める提言(アメリカ)【開催・運営】


 全米サラブレッド競馬協会(National Thoroughbred Racing Association)のアレックス・ウォルドロップ(Alex Waldrop)理事長は、競馬の税制と控除率に関する時代遅れの法律は、競馬の他賭事との競争を妨げていると確信している。

 4月26日にワイオミング州のジャクソンホールで開催された国際競馬委員協会(Association of Racing Commissioners International)の会合で行ったスピーチで、ウォルドロップ氏は規制当局者がそれぞれの管轄地域における競馬の税制と控除率の変更を検討するよう強く求めた。

 同氏は、競馬に適用されている税制の多くは、競馬があらゆる州において唯一の合法賭事であった時代にできたのだと述べ、宝くじとカジノの出現によって、競馬の税制は時代遅れになったと付け加えた。

 同氏は、「当初、競馬は独占事業として課税されており、これは理解できます。しかし、今の時代には競馬はカジノと同じように課税されるべきです」と述べた。

 同氏は、課税は馬券の合計売上高でなく、競馬場の収益を対象とすべきであると述べ、この方法により競馬の税制はカジノに適用されている税制にいっそう近いものになると付言した。

 州法による控除率もウォルドロップ氏の批判の的にされた。

 同氏は、「これらの州は当初、消費者を保護するために控除率を定めましたが、そのような時代は過去のものとなりました。カジノは、約5%の控除率が適用されていますが、競馬に適用される控除率は20%から25%の範囲に固定されています。競馬場は、控除率の引き下げができなければなりません。控除率の引き下げによって競馬に競争力を与えるべきです」と述べた。

 ウォルドロップ氏は、馬の薬物とステロイドに関するルールの強化、競走の安全向上、競馬の公正確保に関する競馬委員の近年の行動を賞賛した。しかし、競馬は経済的領域における規制緩和が必要であると述べた。

 たとえば、同氏は勝馬投票に関して新たな構想をもつ競馬場が、その構想を直ちに実施できる裁量権を持つ必要があると述べた。

 同氏は、税制と控除率のルールの中で議会で制定されたものは、議会に対してその変更を働きかけ、競馬委員会が自ら変更できるものは変更するよう競馬委員に促した。

 ウォルドロップ氏は、「財政面での規制緩和は、皆さんが近い将来競馬界のためにできうる最善のことであると思います」と述べた。

 

控除率の範囲
控除率は、州によって異なり、また勝馬投票の種類によっても異なる。
勝馬投票の種類 控除率の範囲 最低 最高
単・複勝(Win−place−show) 14%−20% NYRA アリゾナ州
馬単(Exacta) 17.5%−27.8% NYRA マナーダウンズ競馬場
3連単(Trifecta) 19%−31% ケンタッキー州 ペンナショナル競馬場
4連単(Superfecta) 15%−31% メドウランズ競馬場 ペンナショナル競馬場
重勝(Double) 17.5%−27.8% ケンタッキー州 マナーダウンズ競馬場
ピックスリー(Pick 3) 17%−30% キーンランド競馬場 マナーダウンズ競馬場
ピックフォー(Pick 4) 14%−30% メリーランド・ジョッキークラブ マナーダウンズ競馬場

By Frank Angst

〔Thoroughbred Times 2007年5月12日「Waldrop calls for tax reform for racetracks」〕


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