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TOPページ > 海外競馬情報 > カリフォルニア州、薬物規則を抜本的に改正(アメリカ)【獣医・診療】
海外競馬情報
2007年05月25日  - No.10 - 2

カリフォルニア州、薬物規則を抜本的に改正(アメリカ)【獣医・診療】


 カリフォルニア州競馬委員会(California Horse Racing Board: CHRB)は4月19日に、薬物違反に関するガイドラインと罰則を抜本的に改正した。この改正には、馬主と獣医師に対する罰則や、免許停止処分を受けた調教師が自身の管理馬を調教助手や身内の調教師に預けることを禁止する条項が含まれる。

 この改正は薬物規制標準委員会(Racing Medication and Testing Consortium)の提案を基としている。

 CHRBのリチャード・シャピロ(Richard Shapiro)委員長は「私たちは競馬の公正を確保しなければなりません。透明性を持ち、説明責任も果さなければなりません。競馬の信用を維持するには、競争条件を平等にし、それがファンや顧客だけでなく、関係者にもはっきりと分るようにしなければなりません」と語った。

 新規則の目的のひとつは、馬主も罰金の対象とすることにより、薬物違反を重ねる調教師には馬を預けさせないようにすることである。馬主はカテゴリー第1類の薬物違反があった時、場合によっては5万ドル(約600万円)までの罰金を科せられるようになる(カテゴリー第1類の薬物は、競走能力に最も強い影響を与え得る、競走馬への使用を認められない薬物)。

 インディアナ州とデラウェア州は、この2ヵ月の間に調教師の免許停止処分の抜け穴をふさぐ規則を制定した。これまでの規則では、薬物違反で免許停止処分を受けていても、管理馬を身内の調教師などに預けることができるので、たいした改善もせず営業を続けているのが実態である。

 カリフォルニア州の規則の改正案は、60日以上の免許停止処分を受けた調教師から、馬房を取り上げ、厩舎から全ての用具や所持品を撤去することを定める。なお、改正案は今後、2つの州審査委員会と州総務長官の審査を受ける。

 シャピロ委員長は、「私は先鞭をつけたインディアナ州に敬意を表します。しかし、私たちもこの件について長い間検討を重ねてきたことを認めていただきたいと思います。60日以上の免許停止処分を受けた調教師が、馬房を調教助手あるいは身内の調教師に預け、近くで指示を与えて利益を得るようなことは認めるべきではありません。彼らが不正な利益を得ないようにするには、これを阻止するしかありません。それが、規則の改正案の趣旨なのです」と語った。

 同委員長は規則案には情状酌量や罰則の加重条項も定めていると指摘し、「規則が施行され、ペナルティーが尊重されるようになれば、私たちは公正な競馬を行うことができるようになるでしょう」と述べた。

By Pete Denk
(1ドル=約120円)

[thoroughbredtimes.com 2007年4月20日「CHRB approves far-reaching changes to medication rules and penalties」]


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