TOPページ > 海外競馬ニュース > デクラレーションオブウォー、2019年は日本で供用(日本)[生産]
海外競馬ニュース
2018年10月18日  - No.40 - 2

デクラレーションオブウォー、2019年は日本で供用(日本)[生産]


 デクラレーションオブウォー(Declaration of War)は、2019年種付シーズンにJBBA静内種馬場で供用される。

 ウォーフロント産駒のデクラレーションオブウォーは、セカンドクロップサイアーとして北米ではトップ10に入っており、2018年にはブラックタイプ勝馬を6頭出している。今年トップクラスの活躍をした産駒には、仏2000ギニー(G1)優勝馬オルメド(Olmedo)がいる。他の重賞優勝産駒には、ダニアビーチS(芝G3)優勝馬スピードフランコ(Speed Franco)、アイルランドでバリーオーガンS(G3)を制して重賞2勝目を挙げたアクトレス(Actress)、サラトガ競馬場のウィズアンティシペーションS(芝G3)で優勝したオプリー(Opry)などがいる。

 デクラレーションオブウォーがこれまで送り出したブラックタイプ勝馬はすべて、芝レースを制している。

 同馬は現役だった2013年に、英インターナショナルS(G1)、クイーンアンS(G1)を制し、エクリプスS(G1)で2着、サセックスS(G1)で3着となった。引退レースとなった同年のBCクラシック(G1 サンタアニタ競馬場)では3着。通算成績は13戦7勝(2着1回、3着2回)、獲得賞金は184万7,489ドル(約2億1,246万円)。

 2014年にアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、クールモア・オーストラリアにシャトルされた。そして2015年には米国アシュフォードスタッドに移り、今年の種付料は2万5,000ドル(約288万円)。2019年の日本での種付料は発表されていない。

 デクラレーションオブウォーは、母テンポウエスト(Tempo West 父ラーイ)が送り出した2頭目の重賞勝馬である。全兄ウォーコレスポンデント(War Correspondent)はG3勝馬で複数のG1競走で3着内となった。半姉ヴァーティフォーマー(Vertiformer 父ダイナフォーマー)はステークス勝馬であり、複数の重賞で3着内となっている。

By Eric Mitchell

(1ドル=約115円)

[bloodhorse.com 2018年10月12日「Declaration of War to Stand in Japan in 2019」]


上に戻る