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2018年08月02日  - No.29 - 2

ドバイワールドカップカーニバルの賞金総額が12%増加(ドバイ)[開催・運営]


 ドバイワールドカップデーの賞金増額の発表に続いて、ドバイレーシングクラブは、第15回ドバイワールドカップカーニバル(1月3日~3月9日 全10日)の賞金を引き上げる計画を発表した。カーニバル全体の賞金総額は、前年比12%増の1,267万ドル(約13億9,370万円)となる。

 ドバイワールドカップ(G1)の重要なステップレースであるアルマクトゥームチャレンジ・ラウンド1~3の総賞金は全体で50万ドル(約5,500万円)増加して以下のとおりとなる。

・アルマクトゥームチャレンジ・ラウンド1(G2 1600m 1月10日)

 総賞金35万ドル(約3,850万円 10万ドル増)

・アルマクトゥームチャレンジ・ラウンド2(G2 1900m 2月7日)

 総賞金45万ドル(約4,950万円 20万ドル増)

・アルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(G1 2000m 3月9日)

 総賞金60万ドル(約6,600万円 20万ドル増)


 これまでのドバイワールドカップ優勝馬19頭のうち8頭がこのシリーズに出走している(過去7年に限れば4頭)。

 スーパーサタデー(3月9日)の"ラウンド3"以外の6レースも、ドバイワールドカップデーの最後のステップ競走として賞金が引き上げられた。


・ジェベルハッタ(G1 芝1800m ドバイターフのステップレース)

 総賞金40万ドル(約4,400万円 10万ドル増)

・ドバイシティオブゴールド(G2 芝2410m ドバイシーマクラシックのステップレース)

 総賞金30万ドル(約3,300万円 5万ドル増)

・アルバスタキヤ(L 1900m UAEダービーのステップレース)

 総賞金30万ドル(約3,300万円 5万ドル増)


 残り3レースは、それぞれの総賞金が15万ドル増の35万ドル(約3,850万円)で施行される。

・マハブアルシマール(G3 1200mドバイゴールデンシャヒーンのステップレース)

・バージナハール(G3 1600m ゴドルフィンマイルのステップレース)

・ナドアルシバターフスプリント(G3 芝1200m アルクオーツスプリントのステップレース)

 なお2018年には、ゴドルフィン所有のジャングルキャット(Jungle Cat)がナドアルシバターフスプリントを制した後、アルクオーツスプリント(G1)で優勝している。

 ロード・トゥ・ドバイターフ(ドバイターフへの道)のレースの総賞金も以下のように引き上げられた。

・シングスピールS(G3 芝1800m 1月3日)

 総賞金20万ドル(約2,200万円 2万5,000ドル増)

・アルラシディヤ(G2 芝1800m 1月24日)

 総賞金25万ドル(約2,750万円 5万ドル増)

 ステークスに昇格した8レースの総賞金もそれぞれ引き上げられる。その1つのドバイゴールドカップ(G2)のステップレースであるナドアルシバトロフィー(G3 芝2810m 2月28日)の総賞金は30万ドル(約3,300万円)に引き上げられる。

 3歳限定戦も充実化が図られ、各馬はそれぞれ芝・ダート・スプリントの路線、あるいはUAEダービーへの道を進むことができる。メイダンクラシック(L 芝1600m 2月28日)の総賞金は17万5,000ドル(約1,925万円)に増額され、そのステップレースである以下の3レースは、いずれも総賞金10万ドル(約1,100万円)で施行される。

・メイダンクラシックトライアル(芝1400m 1月31日)

・ドバイトロフィー(新設 芝1400m 1月10日)

・メイダントロフィー(新設 芝1900m 2月14日)

 総賞金10万ドル(約1,100万円)のUAE2000ギニートライアル(1月10日)は距離が1600mに伸ばされた。一方、3歳牝馬限定のシリーズ(全3戦)も施行される。そのクライマックスは総賞金25万ドル(約2,750万円)のUAEオークス(G3 1900m 2月21日)である。

By Blood-Horse Staff

(1ドル=約110円)

[bloodhorse.com 2018年7月30日「Dubai Carnival Races Get 12% Bump in Total Purses」]


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