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TOPページ > 海外競馬ニュース > 競馬場でのドラッグ使用を防ぐためのキャンペーン(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2018年05月24日  - No.19 - 3

競馬場でのドラッグ使用を防ぐためのキャンペーン(イギリス)[開催・運営]


 英国の競馬場は、夏のキャンペーンで"適切な高揚感で一日を終わらせよう(End your day on the right high)"というスローガンを掲げて、レクリエーショナルドラッグ(快楽を得るために使われる化学物質。マリファナ・コカイン・LSDなど)の使用は容認しないというメッセージを明確に発信する。

 ドラッグ使用防止対策は、競馬場協会(Racecourse Association: RCA)の『"競馬場で素晴らしい一日を過ごそう"戦略』の一環として立案された。この対策は、ドラッグの使用を思いとどまらせる積極的な取り組みとして、すべての競馬場で試験的に実施される。

 競馬開催日における反社会的行為に関する苦情のほとんどは、ドラッグ使用ではなく、飲酒に絡むものである。しかし、にぎやかな夏開催を迎える前にドラッグ使用禁止のメッセージを出すことは、手遅れになる前にこの問題に対して取り組むのに役立つと、RCAは期待している。

 RCAのブランド・顧客体験担当マネージャーのポール・スウェイン(Paul Swain)氏はこう語った。「私たちは昨年、一般市民から競馬がどのように見られているかについて調査しました。そして2つの点について注意が必要だと考えました。その1つは主に飲酒に絡んで行われる反社会的行為です。私たちは"責任ある飲酒キャンペーン"を展開し、その問題に取り組んでいます」。

 「また、ドラッグ使用防止についても積極的に取り組みたいと考えています。それは競馬場で実際に問題が生じているからではなく、他のビジネス分野の調査を検討した結果、たとえば、夜間営業のビジネスでは、飲酒とドラッグは密接に関係しあっていることが分かったからです。これはドラッグ使用の広がりを未然に防ぐための対策です」。

 RCAは予防対策を立案するために、競馬保安フォーラム(Horseracing Police Practitioners Forum)とともに取り組んでいる。にぎやかで"社交的な"夏開催が始まる前に、ドラッグの"ゼロ容認ポリシー(小さな違反であろうと容赦なく厳しく罰すること)"に顧客の注意を向かせるよう競馬場に促している。

 スウェイン氏はこう続けた。「ドラッグ使用は飲酒ほど大きなテーマにはなっていません。競馬場がこの問題を強調することは、その使用防止への良い機会となります。これはドラッグ使用防止に積極的に取り組んでいくための措置です」。

 「人々が飲酒を楽しむ他のビジネス分野でドラッグが使用されることを、私たちは知っています。それゆえ、競馬場ではそのようなことは起こらないと考えるのは鈍感すぎます。ドラッグが広く使用されるようになる前に、この問題に取り組みましょう」。

 スウェイン氏はこう付言した。「毎週土曜日と夏開催は、社交の日として大変にぎわいます。大勢が集まるため、野外で楽しむのにうってつけの日となり、かなりの割合の人々が飲酒するのは避けられません」。

 「"適切な高揚感で一日を終わらせよう"は少し皮肉を込めたスローガンです。他のことで高揚感を得るのではなく、"馬券を当てて素晴らしい1日にしよう!"と言いたいのです」。

 「ドラッグ使用を取り締まろうとしているわけではありません。人々が手錠を掛けられて競馬場から締め出される結果となることを望んでいるわけではありません。ただ人々に、ドラッグは容認できないということ、そして自身もしくは他の誰かの一日を台無しにしてはならないことを、穏やかな方法で知らせたいのです」。

By Jon Lees

[Racing Post 2018年4月23日「Tracks move to combat recreational drug use」]


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