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TOPページ > 海外競馬ニュース > 英国の競馬場について知られていない10の事柄(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2017年12月28日  - No.51 - 5

英国の競馬場について知られていない10の事柄(イギリス)[その他]


1. 最古のレースと最古の競馬場

現在も施行される最古のレースは、1519年に初めてヨークシャーの村落キプリングコーツで施行されたキプリングコーツダービー(訳注:第498回は2017年3月16日に施行された)である。1599年創設のカーライルベルもカーライル競馬場で今でも施行されている。しかし現存する英国最古の競馬場は、1540年に初めてレースが施行された記録のあるチェスター競馬場である。

2. 最も新しい競馬場

英国には現在、競馬場が60場ある。1839年には153場あった。英国で最も新しい競馬場は、チェルムスフォードシティ競馬場(エセックス州)である。2008年に"グレートリーズ競馬場"としてオープンした(1927年のトーントン競馬場以来の競馬場オープン)。しかし、その1年後に深刻な財政難のために閉場する。そして2015年に、現在の場名に改名し、新たな経営者の下で再オープンした。

3. 最多収容人数の競馬場

英国で最多収容人数を誇る競馬場はエプソム競馬場(サリー州)である。この競馬場は常設スタンドの外を中心に12万人を収容できる。しかし、22万3,000人(原文ママ)を収容できる東京競馬場に比べれば見劣りする。

4. スタンドのない競馬場

英国で唯一スタンドなしでレースを施行する競馬場は、バンガー競馬場である。観客たちは、草が生い茂ったバンク(土手)から外側の左回りのコースの競走を観戦する。ちょうどポイントトゥポイント競走(訳注:アマチュアジョッキーによる障害競走)を見る要領である。実際のところ内側の右回りのコースでは2006年からポイントトゥポイント競走を施行している。またこの競馬場はレクサムから南東に10分のバンガー-オン-ディー(Bangor-on-Dee)にあり、旅行者をとても混乱させる。そこから75マイル(約120 km)離れたアングルシー島のそばのバンガー(Bangor)やグウィネズ(Gwynedd)にあるのではない。それらの町には桟橋や大聖堂はあるが、競馬場はない。

5. 様々に変化するレースと競馬場

英国のレースと競馬場は絶えず変化している。現在ドンカスター競馬場で施行されているリンカーンハンデキャップは以前、リンカーン競馬場(1965年閉場)で"リンカーンシャーハンデキャップ"として施行されていた。また、現在ドンカスター競馬場で施行されているノベンバーハンデキャップは以前、マンチェスターのニューバーンズ競馬場とキャッスルアーウェル競馬場で"マンチェスターノベンバーハンデキャップ"として施行されていた。第2次世界大戦中はポンテフラクト競馬場に舞台を移し、その後再びキャッスルアーウェル競馬場に戻り1963年の閉場まで続けられた。最終的に1964年にドンカスター競馬場に移され"マンチェスターハンデキャップ"として施行されたが、1976年には現在のレース名に改名された。

6. 東西南北の競馬場

1866年創設のニュートンアボット競馬場(デボン州)は、英国で最西にあると同時に最南に位置する。最北にはパース競馬場、最東にはグレートヤーマス競馬場がある。英国で最も高地にあるヘクサム競馬場は海抜800フィート(約240 m)。最も低地のグレートヤーマス競馬場よりも約799フィート高い。

7. 決闘が行われた競馬場

エクセター競馬場は、デボンで最後の決闘の舞台となった。1832年にコレラが流行した頃、ピーター・ヘニス(Peter Hennis)医師は町で一番の貧困地域で診療し、多大な尊敬を集めていた。そのへニス医師は、ジョン・ジェフコット(John Jeffcott)卿(当時の英国の植民地シエラレオネの元裁判長)とのいざこざに巻き込まれた。これは、へニス医師がジェフコット卿の突然の婚約破棄について名誉を傷付けるような発言したためとされている。そして1833年5月10日にハルドンフォレストにあるエクセター競馬場で、へニス医師は拳銃の発砲により負傷し、8日後に命を落とした。ジェフコット卿は行方をくらまし、町の大聖堂で営まれたへニス医師の葬儀には2万人が参列しその死を悼んだ。

8. 英国で初めて薄暮開催と午前開催を施行した競馬場

ハミルトンパーク競馬場(サウスラナークシャー)は1782年から競馬を施行し、1926年に現在の土地に移って開場してからもその歴史を受け継いでいる。同競馬場は1947年7月18日に初めて薄暮開催を施行し、1971年5月8日には初めて午前開催を施行した。

9. 英国で初めて日曜開催を施行した競馬場

ドンカスター競馬場は1992年7月26日、初めて日曜開催を施行した。レース観戦者から入場料を徴収することは不法とされていたので、アイルランド近衛連隊のバンドの演奏を聞きに来た観客から料金を集めた。場内馬券発売も全面的に禁止とされていた。

10. 炭鉱にゆかりのある競馬場

フォスラス競馬場(カーマーゼンシャー)は2009年、露天掘りの炭鉱の跡地に建設された。ニューキャッスル競馬場は1882年から、それまでタウンムーアで施行されていたノーサンバーランドプレートを開催するようになった。このレースは長年、炭鉱労働者の特権的な休日とされていた水曜日に施行されていたが、この休日は1949年に撤廃され、その3年後から土曜日に施行されるようになった。今でも"ピットマンズダービー(炭鉱夫ダービー)"として知られている。また、ポンテフラクト競馬場は昔から競馬開催を午後2時45分に開始していた。これは、午前シフトの労働者がすぐ近くの炭鉱から競馬観戦に来られるようにするためだった。この炭鉱は2002年に閉鎖され、レースの時間帯は他場と同じになった。

By Peter Thomas

[Racing Post 2017年10月29日「10 things you might not know about racecourses」]


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