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海外競馬ニュース
2017年10月19日  - No.41 - 2

ザファクター、2018年は日本で供用(アメリカ・日本)[生産]


 ジョージ・ボールトン(George Bolton)氏、ストーンストリート牧場(Stonestreet)、フォグシティステーブル(Fog City Stables)は10月12日、G1を数回制したザファクター(The Factor 9歳 父ウォーフロント)が2018年の1年間、日本軽種馬協会(JBBA)で供用されることを発表した。

 2013年の種牡馬入り以来レーンズエンド牧場(Lane's End)で供用されてきたザファクターは、産駒獲得賞金が369万740ドル(約4億598万円)に上り北米リーディングセカンドクロップサイアーとなった。同馬は7頭のブラックタイプ勝馬を送り出した。その中にはG1優勝馬ノーテッドアンドクオーテッド(Noted and Quoted)、重賞優勝馬マルティプライヤー(Multiplier)がいる。

 ザファクターは競馬殿堂入りトレーナーのボブ・バファート調教師に管理され、2011年パットオブライエンS(G1)や2011年マリブS(G1)などを制した。通算成績は13戦6勝。獲得賞金額は92万2,180ドル(約1億144万円)。母はグレイシャスネス(Greyciousness 父ミスワキ)。これまで、1歳セールで6桁[10万ドル(1,100万円)以上]で購買されたザファクター産駒は60頭に上る。最高価格の産駒は75万ドル(約8,250万円)で落札された。

 ザファクターの馬主ボールトン氏はこう語った。「JBBAはザファクターを1年間供用することに関心があると伝えてきました。私たちはこの馬の素晴らしい血統を日本で提供することにワクワクしています。また、彼が2019年にレーンズエンド牧場に帰ってくることを楽しみにしています」。

By Blood-Horse Staff

(1ドル=約110円)

[bloodhorse.com 2017年10月12日「The Factor to Stand in Japan for 2018」]


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