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TOPページ > 海外競馬ニュース > 現役続行のエネイブル、ウィンクスとの対戦はあるか?(イギリス・オーストラリア)[その他]
海外競馬ニュース
2017年10月12日  - No.40 - 3

現役続行のエネイブル、ウィンクスとの対戦はあるか?(イギリス・オーストラリア)[その他]


 卓越した牝馬エネイブル(Enable)は来年、凱旋門賞連覇を目標として現役を続行する。また、喉から手が出るほど待ち望まれている豪州の超大物スター馬ウィンクス(Winx)との"南北半球間対決"も現実のものとなるかもしれない。

 エネイブルの馬主カリド・アブドゥラ殿下は以前、フランケルにも4歳シーズンまで現役を続けさせており、最強の所有馬に競走させ続けることにこだわっている。これにより、ジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師とフランキー・デットーリ騎手は、2017年にG1・5勝を達成したエネイブルの成績をさらに伸ばすチャンスを手に入れることができる。

 凱旋門賞(G1)は来年、3年ぶりにロンシャン競馬場で開催される。その時に、2013年・2014年凱旋門賞優勝馬トレヴ(Treve)のように連勝を果たすことが、エネイブルの目標である。しかし競馬ファンは、2018年に欧州遠征を予定するウィンクスとの対戦を待ち焦がれるに違いない。

 豪州のチャンピオンであるウィンクスは、フレミントン競馬場のターンブルS(G1 10月7日)で楽々と連勝記録を21に伸ばし、コックスプレート(G1)3連覇に向けて突き進んでいるが、その後は同馬の海外遠征に注目が集まるだろう。ロイヤルアスコット開催のクイーンアンS(G1)かプリンスオブウェールズS(G1)への出走が予定されている。

 デットーリ騎手はこう語った。「エネイブルとウィンクスの対戦は、喉から手が出るほど待ち望まれています。ジョン、アブドゥラ殿下、テディ・グリムソープ(Teddy Grimthorpe)氏は年明けに話し合うでしょう。彼らが言っているように、長期的な目標はロンシャンに場所を戻す凱旋門賞を連覇することです」。

 アブドゥラ殿下のレーシングマネージャーであるグリムソープ氏は、ウィンクスと対戦する可能性についてこう語った。「誰もがこの対戦を見たがっているでしょうが、ロイヤルアスコット開催にはまだかなりの時間があります。それにクイーンアンSには出走させません」。

 ブックメーカーのベットウェイ社(Betway)は2018年にウィンクスとエネイブルがマイルレースで対戦した場合、ウィンクスのほうに低いオッズをつけている。しかし、約2000mのプリンスオブウェールズSではエネイブルとウィンクスのオッズを同じ1.83倍としている。



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 エネイブルは英国の牝馬として初めて凱旋門賞を制した。2着馬に2½馬身差をつけての圧勝である。デットーリ騎手にとっては、凱旋門賞5勝目(史上最多勝利)となった。エネイブルは他に、英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークスを制している。

 デットーリ騎手は10月9日のエネイブル現役続行の発表に興奮し、こう語った。「このニュースを聞き、大変嬉しく思っています。殿下にはとても感謝しています。今朝、エネイブルに会いに行きました。何個かポロ(飴菓子)をやったら、挨拶してくれました。彼女は最高の牝馬ですので、現役を続行することは確信していました。今年まさにセンセーショナルなことを成し遂げました。来年も乗れることを楽しみにしています。来年も同じように活躍してくれたらとても嬉しいです。ワクワクしていますが、春まで乗れないのだけが残念です。今年は満足のいく仕事をしました。来年もうまく行くでしょう」。

 ゴスデン調教師はこう語った。「これは競馬界にとって朗報です。エネイブルのような質の高い牝馬が来年も現役を続けるのは素晴らしいニュースです。アブドゥラ殿下のジャドモントファームはこれまで、優良牝馬に4歳シーズンも現役を続けさせるという方針を取ってきました。数年前のミッデイ(Midday)もそうでした。エネイブルは現在休養に入っています。急いで将来の目標を決める必要はありません」。

 ジャドモントファームの声明は、「凱旋門賞の連覇は大きな目標です」としながらも、他の目標については言及していなかった。

 グリムソープ氏はこう語った。「率直な決定でした。凱旋門賞の疲れから回復させるためにエネイブルには休みを取らせようと考えていました。殿下は、皆の意見をお聞きになっていました。ジョンの意見は最も重要ですが、最終的に殿下が要望されました。殿下は所有馬が走るのをご覧になるのが大好きで、それが優良馬とすればなおさらです」。

 「どの馬もそうですが、エネイブルは今年の偉業に近いことを達成するために、来年一年間、好調を保ち健康に過ごさなければなりません。凱旋門賞を目標に据えています。どうしたら連覇できるのか考えなければなりません。まず、冬と春を無事に乗り切る必要があります。その後、様子が分かってくるでしょう」。

 「エネイブルが華々しく活躍したことで、素晴らしいシーズンを過ごすことができました。6レース連続で最高のパフォーマンスを見せてくれました。これ以上の結果を求めることはできないでしょう」。

 エネイブルが2018年凱旋門賞で優勝することに、最低オッズ5倍がつけられている。一方、同じ厩舎のクラックスマン(Cracksman)には9~17倍がつけられている。

2018年にエネイブルが出走する可能性のあるG1競走

5月 タタソールズゴールドカップ(カラ競馬場)

6月 プリンスオブウェールズS(ロイヤルアスコット開催)

7月 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット競馬場)

8月 ジャドモントインターナショナルあるいはヨークシャーオークス(ヨーク競馬場)

10月 凱旋門賞(ロンシャン競馬場)

By Jon Lees

[Racing Post 2017年10月9日「Dettori delight as Chantilly heroine Enable stays in training at four」]


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