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TOPページ > 海外競馬ニュース > "ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"欧州と日本で拡大(国際)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2017年09月14日  - No.36 - 1

"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"欧州と日本で拡大(国際)[開催・運営]


 チャーチルダウンズ社(Churchill Downs Inc.: CDI)は、2018年ケンタッキーダービー(G1 約2000m)に対する国際的関心を高めようと意欲を見せている。現在日本のトップクラスのダート馬に提供している"ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"を拡大すると同時に、欧州馬に対しても同様のシリーズを創設したのだ。

 "ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"の構想と調整の内容は、8月31日に発表された。北米における変更には、スプリングボードマイル(レミントンパーク競馬場)の対象レースへの追加と、"チャンピオンシップシリーズ"内でのポイントの調整がある。後者に関しては、ターフウェイパーク競馬場におけるケンタッキーダービーの最も重要なステップ競走のポイント数を減らし、キーンランド競馬場のストーンストリートレキシントンS(G3)のポイント数を増やした。

 チャーチルダウンズ競馬場は2013年より、ケンタッキーダービー(出走枠20頭)に出走するのに相応しい馬を決定するために、対象レースの上位4頭にポイント制を適用してきた。

 CDIは1年前、"ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"を創設し、日本馬に対するケンタッキーダービーへの出走権付与制度を導入した。今年は、このシリーズが欧州のホースマンにも広げられる。

 新設の"ヨーロピアン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"は、北米の36レースからなる"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"とは別個のものであり、7レースから構成される。ケンタッキーダービーの出走枠の1つは、"ヨーロピアン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"で最多ポイントを挙げ、招待を受け入れた馬に付与される。

 CDIの理事長兼COO(最高執行責任者)のビル・マッド(Bill Mudd)氏はこう語った。「欧州のトップクラスのレースは、5月から10月にかけて芝で施行されます。ケンタッキーダービーに関心を持つ欧州のホースマンたちに特定の進路を創設するためには、欧州のパートナーと協力することが重要だと感じました。欧州馬には今や、新しいシリーズで競い合うことでケンタッキーダービーへの出走権を得るチャンスがあります。このシリーズは、ケンプトンパーク競馬場、ダンダーク競馬場、ニューキャッスル競馬場で3月に施行されるオールウェザー競走3レースで締めくくられます」。

 「各競馬場の素晴らしいパートナーや、競馬統轄機関のBHA(英国競馬統轄機構)、フランスギャロ(France Galop)、ホースレーシングアイルランド(Horse Racing Ireland)と協力して取り組むことにより、このシリーズがケンタッキーダービーの世界的規模の人気に寄与することに楽観的な見通しを持っています」。

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 CDIの競走担当専務理事であるマイク・ジーグラー(Mike Ziegler)氏はこう語った。「"ヨーロピアン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"は競走生活の早い段階での快挙にもポイントを与えます。しかし、私たちはケンタッキーダービーへの出走権付与について直近の成績を重視したいと思っており、このシリーズはそのことを念頭に創設しました」。

 これと同時に、"ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"は、日本の2歳ダート王決定戦となる全日本2歳優駿を対象レースに加え、3レースで構成されることになった。

 地方競馬全国協会(NAR)が統轄する全日本2歳優駿(川崎競馬場 1600m)は12月13日(水)に施行される。これはJRA東京競馬場で施行されるカトレア賞(11月25日)とヒヤシンスS(2月中旬)の間に位置する。

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 神奈川県競馬組合管理者の中島正信氏はこう語った。「このたび、ケンタッキーダービー(G1)を主催するチャーチルダウンズ社から、当組合主催の全日本2歳優駿を、"ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"の1競走に新たに選定したとの素晴らしい連絡を受け、大変うれしく思っております」。

 「全日本2歳優駿は、2歳ダート王を決定する交流重賞であり、当該競走が新たにポイントシリーズに追加されたことで、地方競馬所属馬のケンタッキーダービーのみならず世界への門戸が大きく開かれました」。

 ジーグラー氏はこう語った。「CDIはJRAとパートナーシップを構築し、さらに、この魅力的なシリーズにNARを迎えることを大変嬉しく思います。日本は国際的関心を大いに引き付ける急成長するマーケットです。私たちは有益で意義深い"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"を世界中の競走馬とホースマンに提供することに熱意を持っています」。

 日本と欧州の"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"で競われる招待状は、それぞれのシリーズで最多ポイントを獲得した馬に与えられる。もし最多ポイントを獲得した馬が招待を辞退すれば、上位4頭までが順次繰り上げられ、招待を受ける権利がある。また、北米の36レースからなる"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"でも出走資格を満たしている馬がいれば、上位5頭目の馬にも招待状が与えられる。

 もし2頭以上の馬が同点であった場合は、対象レース以外での獲得賞金額、その次には生涯獲得賞金額で決定される。日本と欧州の上位4頭がすべて招待を断った場合、北米の"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"の次点の馬がその出走枠を獲得することができる。

 1967年以来、北米外からの遠征馬36頭がケンタッキーダービーに出走し、ベネズエラのキャノネロ(Canonero)が1971年ケンタッキーダービーを制した。また、英国とフランスで競走していたボールドアレンジメント(Bold Arrangement)が1986年ケンタッキーダービーでファーディナンド(Ferdinand)の2着となった。

By Blood-Horse Staff

(1ドル=約110円)

[bloodhose.com 2017年8月31日「Churchill Downs Adds European Path to Derby」]


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