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TOPページ > 海外競馬ニュース > キングジョージ優勝馬エネイブル、ゴスデン調教師が絶賛(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2017年08月03日  - No.30 - 1

キングジョージ優勝馬エネイブル、ゴスデン調教師が絶賛(イギリス)[その他]


 エネイブル(Enable)は、これまでキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1)を制した偉大な牝馬の仲間入りを果たした。

 ジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師は、エネイブルが英オークス(G1)と愛オークス(G1)に続きキングジョージで圧倒的な勝利を収めてスーパースターとなったことを受けて、同馬を"これまで管理した中で最高の牝馬"と称賛した。

 今年はどの国のダービー馬も古馬相手のキングジョージに出走しなかったが、いずれにしてもエネイブルはそれらの馬をあっさりと負かしたかもしれない。同馬はこのレースで4½馬身差の圧倒的な勝利を収め、抜きん出て優れていることを見せつけたのだ。

 エネイブルが英オークス(エプソム競馬場)を制した時ほど激しい豪雨ではなかったが、キングジョージは土砂降りの中での競走となり、昨年の覇者ハイランドリール(Highland Reel)がタイトルを防衛できるようなコンディションではなかった。

 しかし、ハイランドリールが最高のパフォーマンスをしたとしてもエネイブルを破れなかったかもしれない。3歳牝馬なので4歳以上の牡馬よりも負担重量が14ポンド(約6kg)軽かったエネイブルは、コーナーでハイランドリールを抜き、スピードを上げて圧倒的な勝利を収めた。ベットフェア社(Betfair)はこの勝利により、エネイブルの凱旋門賞(G1)優勝のオッズを5.5倍から3.25倍に下げた。

 エクリプスS(G1)優勝馬ユリシーズ(Ulysses サー・マイケル・スタウト厩舎)は、道中エネイブルの後ろにつけて走っていたが、フランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手がエネイブルにゴーサインを出した途端に引き離され、2着がやっとだった。

 エイダン・オブライン(Aidan O'Brien)厩舎のアイダホ(Idaho)が3着に入り、その全兄で僚馬のハイランドリールが4着となった。

 アスコットの真夏のビッグレースを制することで、エネイブルは競馬界で最も有名な牝馬と肩を並べた。それは、パークトップ(Park Top)、ダリア(Dahlia)、ポウニーズ(Pawneese)、タイムチャーター(Time Charter)、デインドリーム(Danedream)、そしてゴスデン調教師が手掛け英オークスとキングジョージを制したタグルーダ(Taghrooda)である。

 ゴスデン調教師はこう語った。「エネイブルは素晴らしい牝馬です。ダリアやポウニーズ、そしてタグルーダのような偉大な牝馬に続くということがその素晴らしさをよく表しているでしょう」。

 「オブライエン厩舎の馬が昨日とは違ってコースの傷んでいない場所を求めて外側をずっと走っているのに気付きました。それらの馬は上位に入りました」。

 「フランキーはエネイブルが持ちこたえること、そして堂々とした牝馬なので後退したり他馬とごちゃつくのを好まないことを知っていました。彼女は直線の前半でスピードを上げていきました。ユリシーズは彼女の後ろにつけて順調に走りましたが、彼女は大変利口な馬ですし、当然のことながら負担重量が軽いことも有利に働きました」。

 「キングジョージは昔から世代間の対決であり、いずれも3歳だったナサニエル(Nathaniel)とタグルーダで優勝しているので、このレースに関しては強い思い入れがありました。昨年は、ウィングスオブディザイア(Wings Of Desire)が古馬の2着となりました」。

 「エネイブルは、タペタでも良馬場でも勝っています。今回は重馬場で勝ち、何でもこなせます」。

 ゴスデン調教師はこの7年間でキングジョージを3勝しており、初勝利はエネイブルの父ナサニエルで達成した。タグルーダはキングジョージ優勝後、ヨークシャーオークス(G1)と凱旋門賞に出走し、それぞれ2着と3着になった。エネイブルも同じレースに出走する予定である。

 「これまで手掛けた中で最高の牝馬だと思います。米国で調教したロイヤルヒロイン(Royal Heroine)、タグルーダ、そしてエネイブルはすべて、驚くべき牝馬です。それに、ザフューグ(The Fugue)やダーレミ(Dar Re Mi)もいます。偉大な牝馬を管理するのは大好きです。これらの馬を預かることができて光栄です」。

 「エネイブルの勝ちっぷりは、彼女が偉大な馬であることを物語っています。競走したがっているのは全く明らかです。マイペースで走ることを好み、恐れずレースに取り組みます」。

 同調教師はこう続けた。「確かに次の目標はヨークシャーオークスです。ただ、これは中間のレースです。今はヨークを目指し、その後休養させてから凱旋門賞について考えます」。

 ゴスデン調教師はデットーリ騎手の献身ぶりを称賛した。同騎手は6月に肩を骨折し、苦労して回復し、8ストーン7ポンド(約54 kg)で騎乗するために減量した。

 デットーリ騎手はこう語った。「今はハンバーガーを食べてもいいでしょう。エネイブルはどのような馬場もこなし、思っていたとおり、今や古馬相手に張り合えることを証明しました。素晴らしい牝馬です」。

 「医師には復帰するまでに3ヵ月掛かるだろうと言われましたが、5週間で復帰しました。エネイブルのような馬の存在は重要です。背中を押してくれる存在が必要で、彼女はまさにそのような馬だったのです」。

By Jon Lees

[Racing Post 2017年7月29日「Gosden hails best filly he has trained after Enable's spectacular success」]


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