TOPページ > 海外競馬ニュース > 種牡馬ファイングレイン、フランスからアイルランドに移籍(アイルランド)[生産]
海外競馬ニュース
2017年03月23日  - No.12 - 4

種牡馬ファイングレイン、フランスからアイルランドに移籍(アイルランド)[生産]


 将来有望な障害馬フィデュックス(Fidux)の父ファイングレイン(14歳 父フジキセキ)は、アイルランドの種牡馬群の仲間入りを果たす。

 ファイングレインは、エージェント(馬売買仲介者)のトビー・ジョーンズ(Toby Jones)氏とミック・ケリー(Mick Kelly)氏の仲介で、ロングフォードハウススタッド(Longford House Stud)により購買された。同馬はこれまでフランスのロンレー牧場(Haras de Lonray)で供用されていた。

 ファイングレインは日本の社台ファームで生産され、愛オークス(G1)とヨークシャーオークス(G1)を制したピュアグレイン(Pure Grain)の全妹ミルグレイン(Mill Grain 父ポリッシュプレシデント)を母とする。

 長浜博之調教師に管理され、2008年高松宮記念(G1 1200m中京)を制し、マイルチャンピオンシップ(G1 1600m 京都)では3着となった。

 ロンレー牧場で種牡馬入りしたファイングレインの最も優秀な産駒フィデュックスは、フランスの平地競走で勝利を収めた。その後、アラン・キング(Alan King)厩舎に移籍してからは、ハードル競走で2勝し、2月のアドニスジュヴェナイルハードル(G2 ケンプトン競馬場)では3着となっている。

 ファイングレインは、ロングフォードハウススタッドにおいて種付料1,500ユーロ(約18万円)で供用される予定。

By Martin Stevens

(1ユーロ=約120円)

[Racing Post 2017年3月14日「Fine Grain to stand at Longford House Stud」]


上に戻る