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2017年03月16日  - No.11 - 2

ニューヨーク競馬協会、ホッペガルテン競馬場と提携(アメリカ・ドイツ)[開催・運営]


 NYRA(ニューヨーク競馬協会)は、ドイツの歴史ある主要競馬場の1つであるホッペガルテン競馬場(ベルリン)と、大陸間ステークス競走の開催に関する3年間の契約を締結したことを発表した。

 この契約に基づき、NYRAは6月4日 にホッペガルテン競馬場で施行されるディアナ賞トライアル(G2 3歳牝 2000m)の優勝馬を、その34日後の7月8日にベルモントパーク競馬場で施行されるベルモントオークス招待S(芝G1 約2000m)に招待する。ベルモントオークス招待S[総賞金100万ドル(約1億5,000万円)]は、独オークス(G1 ディアナ賞)の29日前なので、ディアナ賞トライアル優勝馬は両方のレースに出走可能である。

 同様に、5月14日のオレアンダー-レンネン(G2 3200m 4歳以上)の優勝馬は、6月9日のベルモントゴールドカップ招待S[G3 約3200m総賞金40万ドル(約4,600万円)]に招待される。2017年からG2競走に昇格するドイツの重要な長距離競走オレアンダー-レンネンは、その優勝馬を国際的な舞台での挑戦に送り出すことになる。

 NYRAはさらに、出走権を獲得した馬に輸送費を提供し、競走当日には関係者をもてなす計画である。

 NYRAの競馬運営担当上席副理事長のマーティン・パンザ(Martin Panza)氏はこう語った。「ホッペガルテン競馬場と提携することになり、ワクワクしています。私たちは国際的な存在感を高めようとしているところなので、これらのレースに関する合意は私たちの競馬番組をさらに発展させる上で大きな意味を持ちます。レース施行日のタイミングが理想的で、競走条件も一致しています。ホッペガルテン競馬場がもつ歴史は非常に魅力的であり、ドイツ調教馬をニューヨークに連れてくるために共に取り組むことを楽しみにしています」。

 馬主でもあるホッペガルテン競馬場のゲルハルト・ショーニング(Gerhard Schöningh)会長はこう語った。「馬主に高額の賞金を提供し、私たちの国際的な知名度を高めるこのエキサイティングなパートナーシップに満足しています。優勝馬の関係者たちは、ニューヨークのベルモント競馬場で特別な競馬開催日を経験できることでしょう」。

By Blood-Horse Staff

(1ドル=約115円)

[bloodhorse.com 2017年3月2日「NYRA Announces Partnership with Hoppegarten」]


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