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海外競馬ニュース
2016年08月11日  - No.32 - 4

カヴァナー氏、ホースレーシングアイルランドのCEOに再任(アイルランド)[開催・運営]


 ホースレーシングアイルランド(Horse Racing Ireland: HRI)のCEOブライアン・カヴァナー(Brian Kavanagh)氏は再任され、今後5年間同職を務めることとなった。

 HRIは7月27日、カヴァナー氏が次期(2016年9月~2021年9月)CEOとして再任されたことを発表した。この再任は農業食料大臣と公共支出・改革大臣の同意を得て、HRIの理事会において承認された。

 カヴァナー氏は、これまでで最大の競馬場設備投資である、総工費6,500万ユーロ(約71億5,000万円)のカラ競馬場改築計画を監督することになる。また、同氏はホースレーシングアイルランド修正法により競馬産業にもたらされる法的・構造的変化への対応にあたり、重要な役割を果たすことになるだろう。この役割を果たすには、競馬運営についての深い知識と経験が求められる。

 農業食料省に提出された戦略計画案には、アイルランド経済への競馬界の貢献を拡大する野心的計画が詳述されている。

 またカヴァナー氏は、IFHA(国際競馬統括機関連盟)の副会長、欧州・地中海地域競馬連盟(European and Mediterranean Horseracing Federation: EMHF)の会長、ヨーロッパ・パターン競走委員会(European Pattern Race Committee)の会長を続投する。なお、EMHF会長は2010年の創立以来務めている。

 HRIのジョー・キーリング(Joe Keeling)会長はこう語った。「今後さらに5年間、ブライアンがHRIのCEOを務めてくれることを嬉しく思います。ブライアンは競馬運営に関する最高のリーダーの1人です。私たちは彼が多くの国際競馬団体でリーダー的役割を務めてきたことを目にしてきました」。

 「ブライアンの広い知識、競馬界・生産界における人脈、手腕と経験は、今後直面する様々な課題や好機に対応するにあたり不可欠です」。

 「競馬界と生産界は、アイルランド経済にさらに大きな貢献をすることができ、専門知識をもつブライアンはその中心的役割を果たすでしょう」。

By David Jennings

(1ユーロ=約110円)

[Racing Post 2016年7月28日「Kavanagh to stay at HRI helm for next five years」]


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