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海外競馬ニュース
2016年07月28日  - No.30 - 2

タピット、産駒獲得賞金で1億ドルの大台をマーク(アメリカ)[生産]


 タピット(Tapit)産駒キュピッド(Cupid)は7月16日夕方、インディアナダービー(G2・インディアナグランド競馬場)を制して50万ドル(約5,250万円)を獲得した。これにより、リーディングサイアーのタピット(ゲインズウェイ牧場で供用)は大きな金字塔を打ち立てた。

 現在9世代が競走年齢に達しているタピット産駒の獲得賞金は、1億ドル(約105億円)の大台を超えたのだ。

 タピットは2014年に初めてリーディングサイアーとなったが、その年の産駒獲得賞金は史上最高の1,680万ドル(約17億6,400万円)に達した。さらに2015年には1,840万ドル(約19億3,200万円)を獲得してその記録を塗り替えた。そして今年は現時点で1,160万ドル(約12億1,800万円)を獲得して首位をキープしている。

 ゲインズウェイ牧場(Gainesway)でセリ・営業開発を担当するイアン・タップ(Ian Tapp)氏はこう語った。「タピット産駒が競馬場あるいはセリで大きな記録を打ち立てることは珍しいことではありません。1歳のタピット産駒の平均価格は61万5,000ドル(約6,458万円)、タピット産駒を受胎している牝馬の平均価格は150万ドル(約1億5,750万円)となりました」。

 「タピット産駒は今後も生まれてきて、レースに出走します。それを考えれば、産駒獲得賞金額が1億ドル(約105億円)の大台を超えたことは、名種牡馬タピットのキャリアにおいて1つの補足情報にすぎません」。

 タピットの今年の種付料は30万ドル(約3,150万円)で、種付頭数は135頭に限定されている。

By Alastair Bull

(1ドル=約105円)

[bloodhorse.com 2016年7月19日「Tapit Clears $100M Mark in Progeny Earnings」]


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