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2016年05月26日  - No.21 - 1

2016年凱旋門賞に115頭が登録(フランス)[開催・運営]


 フランスギャロ(France Galop)は5月11日、2016年凱旋門賞(G1・10月2日シャンティイ競馬場)の第一次登録を締め切った。合計115頭が世界最高峰の芝競走への参戦の意向を表明した。古馬は41頭、3歳馬は74頭。牡馬は86頭、牝馬は29頭である。

 調教師別では、アラン・ド・ロワイエ-デュプレ(Alain de Royer-Dupré)調教師とエイダン・オブライエン(Aidan O'Brien)調教師が、それぞれ最多の11頭を登録した。それに続くのは、ジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師の8頭、ジャン-クロード・ルジェ(Jean-Claude Rouget)調教師の8頭、サー・マイケル・スタウト(Sir Michael Stoute)調教師の6頭、フレディ・ヘッド(Freddy Head)調教師の5頭、アンドレ・ファーブル(André Fabre)調教師の5頭である。

 馬主別では、アガ・カーン(Aga Khan)殿下が最多の12頭を登録した。それに続くのは、クールモア牧場の11頭、アルシャカブレーシング社(Al Shaqab Racing)の9頭、ゴドルフィンの7頭、カリド・アブドゥラ(Khalid Abdullah)殿下の6頭である。

 調教国別ではフランスが最多で、50頭をわずかに上回る。しかし、日本勢もこれまでで最多の11頭を登録するのを忘れていなかった。

 ゴールデンホーン(Golden Horn)が優勝した2015年凱旋門賞の出走馬のうち6頭が再挑戦を望んでいる。それは、ニューベイ(New Bay)、イラプト(Erupt)、シルジャンズサガ(Siljan's Saga)、ファウンド(Found)、シルバーウェーヴ(Silverwave)、イーグルトップ(Eagle Top)である。古馬の有力馬では、ドバイシーマクラシック(G1)勝馬ポストポンド(Postpond)、英チャンピオンS(G1)勝馬ファシネイティングロック(Fascinating Rock)、愛ダービー(G1)勝馬ジャックホブス(Jack Hobbs)が登録している。

 クラシック競走が終わっていないので、3歳登録馬の中で実際どの馬が凱旋門賞に出走するか分からない。しかし有力馬では、ジャンリュックラガルデール賞(G1)勝馬ウルトラ(Ultra)、英2000ギニー(G1)勝馬ガリレオゴールド(Galileo Gold)、英1000ギニー(G1)勝馬マインディング(Minding)などが登録されている。

 凱旋門賞の第1回登録取消は9月27日である。

By François Moreau

[Paris Turf 2016年5月12日「115 engagés dans "l'Arc" 2016」]


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