TOPページ > 海外競馬ニュース > ゼニヤッタが出産したウォーフロント産駒が死亡(アメリカ)[生産]
海外競馬ニュース
2016年04月21日  - No.16 - 3

ゼニヤッタが出産したウォーフロント産駒が死亡(アメリカ)[生産]


 G1・13勝のゼニヤッタ(Zenyatta)が今年出産した2頭目のウォーフロント(War Front)産駒(牡)は、胎便吸引症候群の合併症のために死亡した(訳注:胎便吸引症候群とは、分娩前あるいは分娩中に胎便を肺に吸い込むことで気管支が閉塞され、呼吸障害を起こす病気)。

 2014年に誕生した1頭目のウォーフロント産駒(牝)も、囲い放牧地で事故に遭い死亡している。

 チーム・ゼニヤッタ(Team Zenyatta)とレーンズエンド牧場(Lane's End Farm)は声明でこう述べた。「大変残念なことですが、チーム・ゼニヤッタとレーンズエンド牧場は、ゼニヤッタが今年出産したウォーフロント産駒が死亡したことをお知らせしなければなりません」。

 「この牡駒は4月13日午前9時、胎便吸引症候群の合併症のため死亡しました。母馬と仔馬を救うために休むことなく尽力してくださったルード&リドル馬診療所(Rood & Riddle Equine Hospital)のピーター・モレジー(Peter Morresey)博士とスタッフに謝意を表します」。

 無事に競走馬となったゼニヤッタの仔は、4歳のコズミックワン(Cozmic One 父バーナーディニ)と3歳のジコニック(Ziconic 父タピット)である。コズミックワンは2戦とも着外で、ジコニックは2月にデビューして3着だった。

By Zoe Vicarage

[Racing Post 2016年4月13日「Zenyatta's 2016 War Front colt foal dies」]


上に戻る