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海外競馬ニュース
2016年04月21日  - No.16 - 2

ダラカニ、2016年の残りのシーズンは種付けできず(フランス)[生産]


 アガ・カーン殿下のボンヌヴァル牧場(Haras de Bonneval ノルマンディー)で供用されているダラカニ(Dalakhani)は、特定できない疾患のために今シーズンはもはや種付けができない。

 16歳のダラカニ(父ダーシャーン)はG1馬8頭を出している。その中には、世界中を遠征したコンデュイット(Conduit サー・マイケル・スタウト厩舎)、クイーンエリザベスS(G1)と仏ダービー(G1 ジョッケークリュブ賞)を制したリライアブルマン(Reliable Man)、サンチャリオットS(G1)優勝牝馬のインテグラル(Integral)、ベルリン大賞(G1)勝馬セカンドステップ(Second Step)がいる。

 ダラカニは現役時代、アラン・ド・ロワイエ-デュプレ(Alain de Royer-Dupre)調教師に管理され、クリテリウムアンテルナショナル(G1)、リュパン賞(G1)、仏ダービー(G1)、凱旋門賞(G1)を制した。

 同馬はアイルランドのギルタウンスタッド(Gilltown Stud)で12年間供用され、その後2015年にボンヌヴァル牧場に移動した。2016年の種付料は1万5,000ユーロ(約188万円)だった。

 ダラカニは2014年と2015年に豪州にシャトルされた。南半球で最初に送り出した産駒は1歳となり、最近セリに上場された。グローバルダンス(Global Dance 父スピニングワールド)が出産した牡駒は、4月のイングリス社イースター1歳セール(Inglis Easter Yearling Sale)において62万豪ドル(約5,270万円)で落札された。

By Zoe Vicarage

(1ユーロ=約125円、1豪ドル=約85円)

[Racing Post 2016年4月12日「Dalakhani ruled out of covering for rest of 2016」]


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