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2016年03月10日  - No.10 - 4

スミヨン騎手、騎乗停止処分を受けるもドバイワールドカップデーは騎乗可能(ドバイ)[その他]


 クリストフ・スミヨン(Christophe Soumillon)騎手は3月5日のスーパーサタデー(ドバイワールドカップデー各競走のステップレースが施行される日)で、規定外の保護ベストを着用し検量を受けようとして騎乗停止処分を科された。しかし、この処分がドバイワールドカップデーまで及ぶことは、かろうじて免れた。

 スミヨン騎手には3日間の騎乗停止処分が科される。そのため、同騎手は3月18日~20日の間ジュベルアリ競馬場、アルアイン競馬場、アブダビ競馬場で騎乗できないが、世界最高賞金額を誇るドバイワールドカップデー(3月26日)には騎乗できる。

 この処分期間中はどの国においても騎乗することができないので、スミヨン騎手は香港ダービー(3月20日)でも騎乗できない。同騎手は2006年にこのレースをヴィヴァパタカ(Viva Pataca)で制している。

 裁決委員は同騎手が以前にもこのルールに違反したことを考慮し、5,000 UAEディルハム(約15万円)の過怠金も科した。

 この処分は、同騎手にとって"失望の1日"の最後を締めくくった。スミヨン騎手はこの日メイダン競馬場で、ドバイワールドカップデーの有力馬であるダリアン(Dariyan)とムブターヒジ(Mubtaahij)に騎乗したが、敗北を喫していた。

By Andrew Dietz

(1 UAEディルハム=約30円)

[Racing Post 2016年3月6日「Banned Soumillon free to ride on World Cup card」]


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