EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬ニュース > ベリー騎手、アイルランドからイギリスに拠点を移す(アイルランド・イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2016年03月10日  - No.10 - 1

ベリー騎手、アイルランドからイギリスに拠点を移す(アイルランド・イギリス)[その他]


 フランシス・ベリー騎手(35歳)は熟慮の末、2016年競馬シーズンはラルフ・ベケット(Ralph Beckett)調教師の管理馬に騎乗することを決断した。これに伴い、同騎手はアイルランドからイギリス・ハンプシャー州に移住する。

 ジム・クローリー(Jim Crowley)騎手が2014年にフリーとなって以来、ベケット厩舎には主戦騎手がおらず、"理想的とは言えない状況"だった。ベリー騎手は3月からベケット厩舎で騎乗を始め、4月2日開幕の競馬シーズンに備える。

 ベリー騎手は昨年71勝を挙げた(2010年は88勝、2012年と2013年は43勝)。同騎手はこれまでずっと故郷アイルランドを拠点としており、妻ローラと幼い息子ジョーダンがいるので、アイルランドのファンはこの移住のニュースに驚いた。

 ベリー騎手はこう語った。「妻と幼い息子がいるので熟考を重ねました。しかし、ラルフは昨年好調でしたし、"英国で騎乗してみないか?"というのは魅力的な提案でした」。

 「家族にとっては大きな変化であり、騎乗数が急増するのでライフスタイルも変わるでしょう。しかし、それは百も承知です。エージェントのトニー・ヒンド(Tony Hind)氏が騎乗依頼を仲介してくれるでしょうが、110%の力を尽くします。新たな出発であり、このチャレンジにワクワクしています。ベケット厩舎以外の馬にも沢山乗れることを楽しみにしています」。

 「ラルフには素晴らしいチームがいます。このレベルの厩舎に声を掛けてもらったことはありませんでしたので、英国への移住を本気で考えたことはこれまでありませんでした」。

 「ラルフには2回しか会っていませんが、有能な調教師であることは良く知っています。素晴らしい厩舎です」。

 近年JP・マクマナス(JP McManus)氏の所有馬に騎乗していたベリー騎手は、アイルランドとの関係を絶つわけではないと強調した。

 そしてこう付言した。「こちらでのコネクションをできるだけ維持し、毎週日曜日には帰国して騎乗するつもりです。しかし、それはベケット厩舎との契約次第です」。

 「この決断をするにあたり、これまでお世話になった人々のことをよく考えました」。

 ベケット調教師は次のように語った。「ベリー騎手は日本での短期免許を3月2日で終了し、その翌週にはここに居るでしょう」。

 「ジムが去ってから後任をずっと探してきましたが、焦って決めたくはありませんでした。フランシスとは昨年11月から話し始めました。家族と一緒に移住することは大変ですが、ほぼ毎日ここで騎乗してもらうので厩舎近くに住むほうが好都合でしょう」。

 「フランシスは我々の管理馬に騎乗したことはありませんが、大きな厩舎の後ろ盾もなくアイルランドで多くの勝利を挙げています。勝率も良く、私は彼を高く評価しています。我々の厩舎にとって前向きな動きであり、彼と一緒に働くことを本当に楽しみにしています」。

 ベリー騎手は、カタールレーシング社(Qatar Racing)の所有馬を除く、ベケット厩舎にいる全ての馬に騎乗することができる。その中にはカリド・アブドゥラ(Khalid Abdullah)殿下の所有馬などトップクラスの馬がいる。

 ベケット調教師は、「ここには多くの馬がいます。今年は数人の著名なオーナーブリーダーの馬を預かり、調教を始めました。フランシスの移住は先を見据えてのことです」と語った。

 ベリー騎手は2015年にJP・マクマナス氏の所有馬に104回騎乗した。マクマナス氏のレーシングマネージャーであり、同騎手の父であるフランク・ベリー(Frank Berry)氏は、ベリー騎手の後任を探すかどうかマクマナス氏と話し合っていない。

 ベリー騎手は騎手となって間もない頃は障害競走で騎乗し、クリスティー・ロッシュ(Christy Roche)厩舎のケイラワニ(Khayrawani)で1999年コーラルカップ(G3)を制した。やがて主に平地競走で騎乗するようになり、2002年にジョン・オックス(John Oxx)厩舎の第二騎手に指名された。

 2005年にアイルランドでリーディングジョッキーになるチャンスが到来したが、秋に首を傷めそのシーズンの残りの騎乗を諦めなければならなかった。2008年にはマイケル・キネーン(Michael Kinane)騎手に次いでリーディング2位となった。そして、2010年にはそのキネーン騎手の後任としてオックス厩舎の主戦騎手となった。

 パディパワー社(Paddy Power)は、2016年にベリー騎手が英国で60勝以上挙げることに6-4(2.5倍)のオッズをつけている。

By Johnny Ward

[Racing Post 2016年2月23日「Berry to move to Britain for top Beckett job」]


上に戻る