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2015年02月05日  - No.5 - 1

エイブルフレンド、今年緒戦のG1で快勝しドバイを視野に入れる(香港)[その他]


 コーネル・リー博士(Dr. Cornel Li)の素晴らしいマイル馬エイブルフレンド(Able Friend)は、総賞金1,000万香港ドル(約1億5,000万円)の香港スチュワーズカップ(G1)(1月25日・シャティン競馬場)で、先行馬ビューティーフレーム(Beauty Flame)を差し切ってG1・2連勝を果たした。

 昨年12月15日の香港マイル(G1)で4馬身1/4差で圧勝したジョン・ムーア(John Moore)調教師のスター馬エイブルフレンドは、“2014年度ロンジンワールドベストレースホースランキング”で第3位馬の1頭となった。そして、この5歳のシャマルダル(Shamardal)産駒(せん馬)は、今回初めて国際G1となったスチュワーズカップで1馬身1/2差で優勝した。

 ジョアン・モレイラ(Joao Moreira)騎手が9頭立てのこのレースで1番人気のエイブルフレンドを後方に下げて競馬を進めた一方で、ビューティーフレームはレース前半から先頭に立ち全体のスピードを抑えた。ビューティーフレームは最後の直線の入り口からスパートし始め、脚がなくなりつつあった他馬を圧倒していた。ゴールドファン(Gold-Fun)、グロリアスデイズ(Glorious Days)、アンビシャスドラゴン(Ambitious Dragon)は加速することができなかったが、エイブルフレンドだけが完歩を伸ばしてすぐに追いついた。

 モレイラ騎手はエイブルフレンドに軽く合図しただけだが、その力強い走りは勝利を確実なものにした。

 1600m(芝・良)の走破タイムは1分33秒50で、上がり400mのタイムは速く、21秒71だった。

 「今日の勝ち方は、香港および世界中の人々にエイブルフレンドが最強マイル馬であることを見せつけましたが、その実力を示すには海外に行かなければなりません」とムーア調教師は述べた。同師はドバイに目を向けているが、安田記念(G1)やロイヤルアスコット開催も選択肢に入っていることを示唆し、次のように語った。

 「個人的な意見としてはドバイに行くことです。向こうに滞在するのは10日間だけですし、往復も簡単です。私はリー博士にそう進言するでしょう」。

 ビューティーフレームは2着、リワーディングヒーロー(Rewarding Hero)は3着となった。昨年のスチュワーズカップ勝馬ブレイジングスピード(Blazing Speed)は最後の直線で苦戦を強いられ4着がやっとだった。アンビシャスドラゴンは5着で、ゴールドファンとグロリアスデイズはそれぞれ6着と8着だった。

 スチュワーズカップは古馬のための香港三冠競走の1戦目である。このシリーズは香港ゴールドカップ(3月1日)に続き、5月の香港チャンピオンズ&チャターカップで締め括られる。これら2競走も今年から国際G1に格上げされている。

 エイブルフレンドはラムジーパストラル社(Ramsey Pastoral Co.)により豪州で生産された。母ポンテピッコロ(Ponte Piccolo 父フォルクスラート)は豪州のステークス勝馬である。2011年イングリス豪州イースター1歳セール(Inglis Australian Easter yearling sale)において、同馬はムーア調教師の息子ジョージ・ムーア(George Moore)氏により55万豪ドル(約5,225万円)で購買された。

By Blood-Horse Staff
(1香港ドル=約15円、1豪ドル=約95円)

[bloodhorse.com 2015年1月29日「Able Friend Storms to Stewards' Cup Triumph」]


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