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海外競馬ニュース
2015年10月22日  - No.42 - 3

ジョセフ・オブライエン騎手、障害調教師を目指し騎乗数制限(アイルランド)[その他]


 ジョセフ・オブライエン(Joseph O'Brien)騎手は来年、新たなキャリアに向けての第一歩を踏み出すために騎乗数を減らす。

 世界的に有名な名伯楽エイダン・オブライエン(Aidan O’Brien)調教師の息子であるオブライエン騎手(22歳)は、2012年と2013年にアイルランドのリーディングジョッキーとなったが、今シーズンはずっと減量に苦しんできた。そして10月13日に、ポイント・トゥ・ポイント競走(アマチュアジョッキーによる障害競馬)の調教師免許を取得したことを明らかにした。これをステップに、将来は正式な調教師となるかもしれない。

 父が管理するキャメロット(Camelot)とオーストラリア(Australia)でそれぞれ2012年と2014年の英ダービーを制したオブライエン騎手は、10月14日の声明(ツイッター)において次のように述べた。「ここ数ヵ月にわたって、オウニングヒル調教場(Owning Hill)で父が管理する障害馬と平地馬数頭に調教をつけています」。

 「毎朝バリードイル(父エイダンの活動拠点)の調教で騎乗しており、今後長く続けて行きたいと思っています。来年はあまりレースで騎乗するつもりはありませんが、バリードイルの調教に協力し続け、オウニングヒル調教場で馬を管理するつもりです」。

 オブライエン騎手は、2011年にセントニコラスアビー(St Nicholas Abbey)でBCターフ(G1)を制し、ブリーダーズカップ競走を最年少で制した騎手となった。ウィリアムヒル社(William Hill)は、同騎手が2017年までにチェルトナムフェスティバル優勝馬を管理するかということを対象に、8-1(9倍)のオッズを付けている。

By James Burn

[Racing Post 2015年10月14日「O'Brien to reduce rides as new career looms」]


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