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海外競馬ニュース
2014年09月04日  - No.35 - 4

トニー・マッコイ騎手、“アイスバケツチャレンジ”に挑む(イギリス)[その他]


 8月21日夕方にニュートンアボット競馬場で臆することなく“アイスバケツチャレンジ”を成し遂げたことで、トニー・マッコイ(Tony McCoy)騎手の競馬界の鉄人としての評判は損なわれなかった。

 リーディング障害ジョッキーに19回輝き、今シーズンは自己最速の100勝(騎乗馬:アラビックヒストリー(Arabic History))を達成したマッコイ騎手は、同僚騎手で友人のルビー・ウォルシュ(Ruby Walsh)騎手が8月20日にヨーク競馬場でこのチャレンジを達成した際に行った指名を受け入れたのである。

 “アイスバケツチャレンジ”は、ソーシャルメディアを通じて最近大はやりしており、ウサイン・ボルト氏、オプラ・ウィンフリー氏、デヴィッド・ベッカム氏などの世界中の有名人がチャリティーという名目で氷水をかぶることを受け入れた。英国でのこの一連の活動は、衰弱性疾患との戦いの先頭に立つ運動ニューロン疾患協会(Motor Neurone Disease Association)への認識を高め基金を集めることを目標としている。

 マッコイ騎手は、次の挑戦者としてクレア・ボールディング(Clare Balding)氏(元アマチュア騎手、BBC司会者)、リチャード・ヒューズ(Richard Hughes)騎手およびフランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手を指名し、次のように語った。

 「普段はレース前に減量するために熱い風呂に浸かっていますので、これはちょっとした変化でした。検量室の騎手たちは楽しむどころか面白がって私の方にバケツを放り投げていたようですが、きっと仕返ししてやります」。

 グレートブリティッシュレーシング(Great British Racing)のCEOロッド・ストリート(Rod Street)氏は次のように語った。「マッコイ騎手は天才です。私たちはマッコイ騎手の最近の記録を記念するためにも、運動ニューロン疾患協会の重要な取組みをサポートするために募金することを光栄に思います」。

※動画(PC用): YouTube "Tony McCoy Ice Bucket Challenge"

By Graham Green

[Racing Post 2014年8月23日「Unflinching McCoy makes light of ice bucket ordeal」]


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