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TOPページ > 海外競馬ニュース > サラブレッド生産者協会で生産頭数拡大について慎重論が語られる(イギリス)[生産]
海外競馬ニュース
2014年08月28日  - No.34 - 4

サラブレッド生産者協会で生産頭数拡大について慎重論が語られる(イギリス)[生産]


 アル・サーニ一族(Al Thani family)の競馬および生産分野における新たなスーパーパワーとしての台頭は、1歳馬市場の成長を促進する要因となっているが、小規模経営の生産者はまだ控えめであるべきだ、というのがサラブレッド生産のエコノミストジョン・リナム(John Lynam)氏の見解である。

 7月23日にタタソールズ社(Tattersalls)で開催されたサラブレッド生産者協会(Thoroughbred Breeders’ Association:TBA)の年次セミナーで講演したリナム氏は、ジョアン殿下(Sheikh Joaan Al Thani)のアルシャカブレーシング社(Al Shaqab Racing)が、昨年のタタソールズ社10月1歳セールの売上げの12%を占めたことを示すデータを提供した。

 しかし、それはリナム氏によれば、売上合計の20%を占めたというマクツーム一族(Maktoum family)の支出額よりも依然下回っている。

 リナム氏は2010年に同じセミナーで話した際、サラブレッド生産界のドバイマネーへの依存に警鐘を鳴らし、マクツーム一族はサラブレッド生産部門から事実上逃げ出していると述べていた。

 ロイヤルアスコット開催で優勝経験のあるエディー・リナム(Eddie Lynam)調教師の兄弟であるリナム氏は次のように語った。「本日はずっと良いメッセージがあります。生産界は中東からの資金に依然として大きく依存していますが、アル・サーニ一族の出現は裕福な購買者の範囲を広げました。これはとても健全な展開です」。

 アルシャカブレーシング社が昨年の10月に、オークス馬ウォズ(Was)の全妹アルナーマー(Al Naamah)を新記録価格の500万ギニー(約8億9,250万円)で購買したことは大きく報道され、1歳馬市場のどの部分の成長が一番大きかったかを示す適切な例を提供した。

 そして、競馬界と生産界を分裂させてきた生産増大の問題についてほのめかしながら、「メッセージは、1歳馬市場でトップレベルの取引をしていないかぎり、依然として極めて保守的でなければならないということです。よく考えないで生産頭数を増やし始める根拠はありません」と語った。

 2009年と2013年の間に、タタソールズ社10月1歳セールのブック1〜3を合せた売上げは、42%増の1億900万ギニー(約194億5,650万円)となったが、10万ギニー(約1,785万円)以上の購買馬は92%増加した。また、25万ギニー(約4,463万円)以上の購買馬は51頭から94頭に増加し、その総売上げは141%増の4,510万ギニー(約80億5,035万円)となった。

 リナム氏は、「成長は均一ではなく、それは最高レベルの市場において最も大きいのです」と締めくくった。

By Katherine Fidler
(1ポンド=約170円)

[Racing Post 2014年7月24日「‘No reason to start expanding wildly’ despite recovery, TBA members told」]


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