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海外競馬ニュース
2014年07月17日  - No.28 - 1

香港競馬シーズン終了で各部門のリーディング決定(香港)[その他]


 キャスパー・ファウンズ(Caspar Fownes)調教師は、競馬シーズン最終日に3連勝を挙げて最後の最後までもつれたタイトル争いを制し、2年連続でリーディングトレーナーに輝いた。

 ファウンズ調教師はジョン・サイズ(John Size)調教師を1勝差で追うかたちで最終日を迎えたが、最初の5レースのうち3レースを制したことで、自身3度目となるリーディングトレーナーのタイトル獲得に向け優位に立った。

 サイズ調教師は、将来有望な2頭の管理馬の勝利により、これに対抗した。ダグラス・ホワイト(Douglas Whyte)騎手騎乗のルガー(Luger)の勝利と、ジョアン・モレイラ(Joao Moreira)騎手騎乗のワンダフルモーメンツ(Wonderful Moments)の最終レースでのスリリングな鼻差での勝利で、ファウンズ調教師と同じシーズン62勝を挙げた。しかしファウンズ調教師は2着の回数が多かった(59回対58回)のでトロフィーを手に入れることとなった。このようなかたちで敗者が決まってしまうのは大変残念なことである。

 リーディングジョッキーのタイトルは最終日の前にすでに決定していた。オーストラリア人のザカリー・パートン(Zachary Purton)騎手がシーズン112勝を挙げ、南アフリカ人のダグラス・ホワイト騎手が13年間守ってきた座を手に入れた。この112勝はホワイト騎手の最多記録を2勝下回る。

 チャンピオン馬については、今回もアイルランドからの輸入馬にとって素晴らしいシーズンとなった。香港ダービーとクイーンエリザベス2世カップを優勝したデザインズオンローム(Designs On Rome)が年度代表馬に選ばれたのは当然の成り行きだろう。

By Jeremy Greene

[Racing Post 2014年7月6日「Battle for trainers' title goes down to the wire」]


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