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TOPページ > 海外競馬ニュース > IFHA、ステロイドの規制で一致するも全面禁止にはなお課題(国際)[獣医・診療]
海外競馬ニュース
2013年11月07日  - No.45 - 1

IFHA、ステロイドの規制で一致するも全面禁止にはなお課題(国際)[獣医・診療]


 アナボリック・ステロイドの使用を競馬から排除することはできるが、全面的禁止の成功は保障されていない、とIFHA(国際競馬統轄機関連盟)の会長であるルイ・ロマネ(Louis Romanet)氏は10月8日の年次会議(通称:パリ会議)後に語った。

 ステロイド使用は、この春BHA(英国競馬統轄機構)がゴドルフィンのマームード・アル・ザルーニ(Mahmood Al Zarooni)調教師に8年間の調教停止処分を言い渡して以来、大きな論争のテーマとなっている。

 ロマネ氏は次のように語った。「競馬界にアナボリック・ステロイドの存在理由はなく、競走中でも競走外でもその使用を認めるべきではありません。それが本日改めて確認されたIFHAの立場ですが、別の大陸では状況が異なっていることについてよく検討しなければなりません」。

 3時間にわたるパリ会議の後にIFHAのルイ・ロマネ会長は本紙に対し、アジア、オーストラリア、ニュージーランドは競走中・競走外のアナボリック・ステロイド使用禁止に完全に同意したが、欧州については主要競馬国は同じ考え方だったものの東欧の数ヵ国からは100%の同意は得られなかったと語った。

 でも一番の問題は北米と南米であるとロマネ氏は付け足した。

 「対処を要するのは、調教中のステロイド使用の問題です。例外的状況においてアナボリック・ステロイドを治療目的で使用する可能性があるかどうかという点で、米国と欧州では考え方に相違があります」。

 競馬におけるアナボリック・ステロイド使用に関するIFHAの立場は満場一致で合意され、北米と南米の代表者も考え方を共有したが、依然として調教中のステロイド使用に関しては意見の相違があり、それが、競走能力向上効果をなくすため厳格な規制と体内残留物消失期間を設けることを目指すIFHAの今後の取組みの課題となる、とロマネ氏は語った。

 BHAのCEOポール・ビター(Paul Bittar)氏はパリ会議において、同僚のジェイミー・スティア(Jamie Stier)氏とともにアル・ザルーニ調教師の事案を説明し、「ステロイド使用についての完全な協調は無理でしょうが、最低限の基準を確立することはできるはずです」と述べた。

 アナボリック・ステロイド使用が発覚した馬にすべての管轄区で最低3ヵ月の体内残留物消失期間の設定を模索しているBHAは、来年早々に理事会に対して効果的かつ実効性のある措置を提案するため、利害関係者や競馬関係者に具体的な問題についての意見を聞くだろう、とビター氏は述べた。

 そして次のように語った。「私たちは、どの程度アナボリック・ステロイド使用が許容されるのか、全面的禁止が必要なのか、その使用が治療目的に限られるべきか、放牧中の馬への使用を認めるべきかについて問いかけていきます」。

 「この考察は国際競争という観点で必ず理にかなった結論にもつながるものと考えられ、英国競馬にとって重要です」。

 「IFHAは、競馬界にアナボリック・ステロイドの存在理由はないという点で一致しました。その原則は素晴らしいものであり、私たちはうまく規制していけると思っています」。

 「私たちは現実的なやり方で進める必要があり、今後数ヵ月その方向で取り組んでいくつもりです」。

By Howard Wright

[Racing Post 2013年10月9日「Romanet: no guarantee of a total ban on steroids」]


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