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TOPページ > 海外競馬ニュース > 馬主協会会長、2014年賞金額が過去最高になる可能性を示唆(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2013年07月25日  - No.30 - 2

馬主協会会長、2014年賞金額が過去最高になる可能性を示唆(イギリス)[開催・運営]


 馬主協会(Racecourse Owners Association: ROA)のレイチェル・フッド(Rachel Hood)会長は6月25日、過去最高となる1億2,000万ポンド(約180億円)の賞金額目標が2014年に現実となり得る、と競馬産業全体に向けて語った。

 今年の賞金額は、2009年に目標とされた現時点での最高額1億1,000万ポンド(約165億円)には少なくとも到達すると見込まれているが、フッド会長はロンドンで開催されたROA年次総会で、「これをさらに増額させるためには、現在別個に行われている競馬界と賭事産業との話合いおよび と競馬場との話合いにおいて、一層の進展が必要である」と語った。

 そして次のように続けた。「2011年に約9,400万ポンド(約141億円)に減少した賞金額は、2012年に9,800万ポンド(約147億円)にまで回復し、今年はこれまで最高の1億1,000万ポンド(約165億円)を上回ると予測されていますが、このことは馬主への還元率が約24%に増加することを意味するに過ぎません」。

 「しかし、2014年に競馬界が達成できると私が確信している賞金額目標の1億2,000万ポンド(約180億円)を、現実のものとする変化を成し遂げようとするのであれば、賭事産業と競馬界に関わる課題が解決に向かうことがどうしても必要です」。

 フッド会長は、今後6ヵ月間はROA会長としての任期4年の後半を方向づけるものであるとしたうえで、政府が競馬界の財政状況の改善のため行動し、またブックメーカーは競馬界との話し合いに前向きに取り組み、競馬場はホースマンとの賞金額契約を締結するよう呼び掛けた。

 最後の点についてフッド会長は、メディア権料からの追加収入の合意割合が賞金額に向けられることを保証する約束に同意しない競馬場は、制裁を受ける可能性があることを明らかにした。

 そして、「適切な対応ができない競馬場にはホースマンたちが馬を出走させないことになるので、取り残されるのは確実でしょう」と述べた。

 フッド会長は政府に対し、競馬界の財政状況の改善のため行動を起こすよう求める呼び掛けを繰り返した。

 同会長は聴衆に対し、次のように語った。「私は大臣(ヒュー・ロバートソン(Hugh Robertson)スポーツ・観光担当大臣)に対し、実施困難案件書類のトレイからこの問題を取り除き、公正で、持続し、施行可能な仕組みを仕上げるという意欲と約束を示すよう要請します。その仕組みによって、英国を拠点としているブックメーカーからの減少しつつある資金だけでなく、英国競馬を対象にしたすべての賭事からの資金が競馬界に還元されるようになるのです」。

 フッド会長は、この2年間でBHAへの信頼は回復したと語り、BHAの事業費削減、グランドナショナルや最近起こったステロイドに関する問題などへの取り組みを賞賛した。

 そして次のように付言した。「ROAは、BHAがすべての競馬管轄区が薬物投与と薬物に対する統一方針を採用するよう指導を徹底していることに対して強く支持します」。

 「一晩で達成できる目標ではありませんが、ステロイドはサラブレッドに対する虐待であり、ここ英国および世界全体の競馬界にステロイドの居場所はありません」。

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By Bill Barber
(1ポンド=約150円)

[Racing Post 2013年6月26日「Hood: record prize-money of £120m is within reach」]


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