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TOPページ > 海外競馬ニュース > 賦課金交渉の手順、わずか1年で反故にされる(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2011年10月06日  - No.40 - 3

賦課金交渉の手順、わずか1年で反故にされる(イギリス)[開催・運営]


 賭事業者の粗利益から英国競馬に資金提供するための2012年4月からの年間賦課金計画に関する交渉は、新しい手順が導入されてからわずか1年で従来の形式へ戻されることになる。

 2010年には、競馬賭事賦課公社(Levy Board: 賦課公社)が競馬界による近代化の提案を受け入れたことにより、まずブックメーカー委員会(Bookmakers’ Committee)の勧告を受けて、競馬界から任命された3人の賦課公社メンバーが対応するという長年にわたる交渉プロセスは廃止された。

 そして競馬界からの選任者はまず、2010年3月に最も楽観的な予測に基づき少なくとも4,000万ポンド(約56億円)増加する1億3,000万〜1億5,000万ポンド(約182億〜210億円)の賦課金収入を要求する提案を行い、その後ブックメーカー委員会は、5,500万ポンド(約77億円)前後の賦課金収入をもたらすと見積もられる高めの賦課最低限度額を設けた上で現行賦課金計画をそのまま移行させることを勧告した。

 デッドラインの10月31日真夜中までに合意に至らない可能性もあったことから、ジェレミー・ハント(Jeremy Hunt)大臣は、賦課公社の政府任命メンバーが提案していた7,500万〜8,000万ポンド(約105〜112億円)の収入にほぼ一致する7,370万〜8,080万ポンド(約103億1,800万〜113億1,200万円)の賦課金収入を基にして決定を行ったが、その目標が達成されるとは思われなかった。

 このように賦課金交渉プロセスは、双方から主張と反論が行われることで手間がかかることや、多くの時間もかかり、最終的に実を結ばないことが証明された。そして、このプロセスを今年も行うにあたっての進展は全くなかった。

 賦課公社のCEOダグラス・アースキン-クラム(Douglas Erskine-Crum)氏は8月17日、「賦課公社は今年、昨年と同じやり方をとらないことを決定しました。そして私たちはブックメーカー委員会が勧告を行えば、来年4月からの第51回(2012-13年度)賦課金計画の交渉を開始するでしょう」と語った。

 ブックメーカーの任命メンバーは、賦課公社の次回会合の2日前の9月12日に会合を行う。

 アースキン-クラム氏は、「話し合いがどのような形で進められるか、また結果がどのようなものになるのか述べるには時期尚早ですが、ハント大臣は、第51回賦課金計画を自ら決定することは望んでいないことを明らかにしました。したがって、賦課公社は話し合って解決することを促されるでしょう」と付言した。

 しかしすべての兆候は、交渉が今回も締切直前までまとまらず膠着状態に陥ることを示している。

 もし合意に至らなければ、ハント大臣は、賦課金交渉プロセスで身を引いて当事者同士の協議を推進したにも拘わらず、ほぼ間違いなく再び自身が決定を行うよう求められることになる。

 これに代わる仕組みはまだ示されておらず、その後議会にかけられる行政改革法案を通じてそれをもたらす手段は10月末までに発効するようには思われない。

By Howard Wright
(1ポンド=約140円)

[Racing Post 2011年8月18日「Levy procedure ditched after only a year in use」]


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