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海外競馬ニュース
2011年08月18日  - No.33 - 2

ブックメーカー、レースが立て込んだ土曜開催に納得しておらず(イギリス)[開催・運営]


 アスコット競馬場、ニューマーケット競馬場およびヨーク競馬場で7月9日の土曜日に、トップクラスのハンデ戦と重賞競走を含むぎっしり詰まった日程で競馬開催が行われたが、その日の売上げについてのブックメーカーの反応は様々であった。

 ラドブロークス社(Ladbrokes)のデヴィッド・ウィリアムズ(David Williams)氏は、売上げは素晴らしかったと述べたが、ニューマーケット競馬場のジュライフェスティバルを1日遅らせたことには疑問を呈した。

 そして次のように語った。「売上げ増加は日程の移動が功を奏したというわけではありません。ハンデキャップ競走は人気を保っており賭事客にとっては依然として解くのが楽しいパズルですが、この結果はそれほど単純ものではありません」。

「土曜日に売上げは伸びますが、火曜日や水曜日の売上げは落ちます。私たちはこのようにピークと閑散期があることは望みません」。

 ビクターチャンドラー社(Victor Chandler)のチャーリー・マッキャン(Charlie McCann)氏は次のように語った。「売上げは通常の忙しい土曜日と同じであり、増加はしていません」。

「大きな開催を多くの人々が休日である土曜日に施行する傾向となっていますが、人々が夏休みを取る時期にもそれは本当に効果的なのでしょうか?」

 チェスター競馬場も、ニューマーケット競馬場、アスコット競馬場およびヨーク競馬場と同じく7月9日の土曜日に平地競走を施行したが、マッキャン氏は次のように語った。「明日10日の日曜日には3つの障害競走の開催がありますが、そのうちチェスター競馬場の日曜開催はいつも驚くほど人気があります。チェスター競馬場では平地競走の開催を日曜日にした方がより道理に適っていたのではないでしょうか?」

By James Burn

[Racing Post 2011年7月10日「Layers unconvinced by bumper schedule」]
 


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