EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬ニュース > ゴスデン調教師、最低賞金額に満たないレースへの出走決定について弁解(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2011年06月09日  - No.23 - 2

ゴスデン調教師、最低賞金額に満たないレースへの出走決定について弁解(イギリス)[開催・運営]


 ジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師は5月14日、ホースメングループ(Horsemen’s Group)の賞金額の指針を初めて無視して自身の管理馬2頭を最低賞金額未満のレースに出走させた決定が“非常に難しい”ものだったと振り返ったが、このことは馬主や調教師の賛同に値するものであると主張した。

 英国ダービーの優勝経験があり、妻のレイチェル・フッド(Rachel Hood)氏が6月に馬主協会(Racehorse Owners’ Association)の会長に就任する予定のゴスデン調教師は、シーズン開始時に最低賞金額表に対する強硬な姿勢を次のように明らかにしていた。「私はこのことについては信念にこだわります。私はすべてのレースを検討し、それが最低賞金額を下回っていたら、管理馬の出走登録は行いません」。

 ゴスデン調教師は、最低賞金額を1,000ポンド(約14万円)下回るニューベリ競馬場のハンデキャップ競走にジョージ・ストローブリッジ(George Strawbridge)氏の所有馬シーロ(Seelo)を出走させ2着となった5月13日までは、この言葉に忠実であった。なおこのレースで、フランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手はロバート・ミルズ(Robert Mills)調教師が管理するダイヤモンドビジョン(Diamond Vision)への騎乗をキャンセルしていた。

 デットーリ騎手を騎乗させているモハメド殿下(Sheikh Mohammed)は、最低賞金額表を順守していないレースは支持しないと明言している。ゴドルフィン社の最高権威者である同殿下の伴侶であるハヤ王女もこの方針に従っており、同王女所有でゴスデン調教師管理のアンタークティック(Antarctic)は5月14日のニューベリ競馬場の7,500ポンド(約105万円)の未勝利分割レースへの出走を取りやめた。この賞金額はホースメングループが定めた額よりも500ポンド(約7万円)下回っていた。

 しかしゴスデン調教師は、5月12日の出馬投票で賞金額が削減され8,000ポンド(約112万円)となった未勝利分割レースにユネックスルノワール(Unex Renoir)を出走させ、3着となった。この未勝利レースに対してはレーシングポスト紙から1歳馬ボーナスとして1万ポンド(約140万円)が提供されている。

 ゴスデン調教師は次のように語った。「5月13日の出走馬は、私が最低賞金額を下回るレースに出走させた初めての馬です。これは私の原則にとっての例外でした」。

 シーロは3月末からこのレースに出走することが決まっていたとゴスデン調教師は語り、最低賞金額を上回るレースで同馬にとって出走に値するレースはなかったと付け加えた。

 同調教師は次のように語った。「同馬を何とかレースに使いたかったのです。ストローブリッジ氏は最低賞金額表を強く支持していますが、たまには例外もあります」。

「この決定を下すのは大変困難でした。ニューベリ競馬場は素晴らしい競馬場で、素晴らしい馬場を提供し、ホースマンのためを考えている競馬場ですが、乗っ取り入札に取り組まなければならなかったことで明らかに多くの競馬資源を枯渇させました」。

「しかし、調教師および馬主のために尽力しており、ただ株主のために利益を引き出したりホテルの債務を返済するだけの競馬場よりも、私たちは明らかにニューベリ競馬場に心から思い入れを感じています」。

「競馬場の90%は非常に前向きな反応でしたが、1つの大きいグループとは問題が生じています。それは7競馬場を所有するアリーナレジャー社(Arena Leisure)です」。

 ニューベリ競馬場の共同社長であるスティーブン・ヒギンズ(Stephen Higgins)氏は、デットーリ騎手がダイヤモンドビジョンの騎乗を断念するという決定にがっかりしたと述べた。

 同氏は次のように語った「私たちは2日間にわたり36万ポンド(約5,040万円)の賞金を提供しており、ホースメングループの指針のレベルを1,000ポンド(約14万円)だけ下回るレースでした。より発展している競馬場が最低賞金額をある程度満たすのに困難があるとは考えていませんが、賞金を提供する方法に若干の柔軟性と何らかの工夫が欲しいと思っています」。

「面白いことに、本日私たちは1万2,000ポンド(約168万円)の最低賞金額を下回る賞金額8,000ポンド(約112万円)で1200メートルのハンデキャップ競走を施行しますが、19頭の出走馬が集まりました。しかし、その次に施行される最低賞金額以上の賞金額1万ポンド(約140万円)で2000メートルのハンデキャップ競走にはたった9頭しか集まりませんでした」。

By Lee Mottershead
(1ポンド=約140円)

(関連記事)海外競馬ニュース 2011年No.18「マクトゥーム一族、最低賞金額に達しないレースを回避(イギリス)」

[Racing Post 2011年5月15日「Gosden defends decision to run in below-tariff contest」]
 


上に戻る